飛節後腫(ひせつこうしゅ)とは、足蹠靭帯(飛節関節の近くにある靱帯) が炎症を起こし、肥厚することです。
足蹠靭帯は、踵骨の裏側を走り、下足根骨の裏側、砲骨と副管骨の上部に付着しています。その結果、脚の後面にある飛節のすぐ下に、小さくて固い腫れが現れます。
腫れは脚の側面から見ると最もはっきりとわかります。腫れが最初に発生した初期の段階では、馬は軽い跛行を示すこともあります。
飛節後腫は飛節の構造不良、過重負担、装蹄や削蹄の失宜などのほか、倒馬時の打撲等(他の馬に蹴られたり、固いものを蹴ったりして外傷を受けた場合や、突然の飛節の過屈曲)などである場合などに起こります。
症状
●軽度で、一過性の跛行
●飛節の後ろに小さくて固い腫れがある
診断
●病歴
●臨床兆候
●身体診察
●超音波検査
治療
※体外衝撃波治療(ESWT)
※抗炎症療法
※腫脹が最初に生じたときにヒアルロン酸ナトリウムまたはコルチコステロイドの注射
※レーザー治療
※超音波治療
※磁気治療
予後
本格的な運動復帰へ良好

