精神安定薬(tranquilizers) ~ 小用量の投与によって動物の不安感を安らげ、その攻撃性と防御性を抑制する性格がある

小用量の投与によって動物の不安感を安らげ、その攻撃性と防御性を抑制する性格があります。いずれの薬物も用量を上げれば鎮静作用を示す。 精神安定薬...

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その他の局所麻酔薬 ~ アミノ安息香酸エチル・テトロドトキシン

アミノ安息香酸エチル(ethylaminobenzoate) 別名のベンゾカイン(benzocaine)で呼ばれることもある。遊離塩基...

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局所麻酔薬の臨床応用 ~ 局所麻酔薬は小手術のための局所麻酔や後半身の手術のための麻酔に用いる

局所麻酔薬は小手術のための局所麻酔や後半身の手術のための麻酔に用いる。 表面麻酔 眼、鼻腔、口腔などの粘膜に局麻薬液を塗布ま...

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リドカイン(lidocaine) ~ 全ての型の局所麻酔に用いることができるし速効的

リドカインはアミド型の局麻薬の代表的薬物です。 薬理作用 局所麻酔用 リドカインのpKaは7.8で局麻薬のうちでは低いし分...

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ワクチン ~ 家畜のウイルス病に関しては現在の他の医薬品には有効で実用性のある予防薬・治療薬がなく、専らワクチンに頼っている

ワクチンは伝染性疾患の予防・防疫に用いられており、生物学的製剤のほとんどを占めています。特に家畜のウイルス病に関しては現在の他の医薬品には有効で実用性の...

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コカイン(cocaine, 麻薬) ~ 局所麻酔薬としては他の合成薬より劣るので用いられない

コカ(Erythroxylon coca)の葉から得られるアルカロイドです。 薬理作用 ●局所麻酔用 コカインはプロカインの1...

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プロカイン(procaine) ~ 主として注射用局麻薬として0.5~2%で用いられる

安息香酸エステル型の代表的化合物です。 薬理作用 局所麻酔用 プロカインは局所麻酔薬のうちでpKaが最も高く(8.9)、ま...

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有機リン系・カルバメート系殺虫薬 ~ 乳剤・油剤・粉剤として全ての用法に用いることができる

有機リン化合物もカルバメートもコリンエステラーゼ阻害薬であり、害虫の体内にアセチルコリンを蓄積させる機序で殺虫効果を示す。 現在用いられている...

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幼虫発育阻害薬(IGR insect growth regulators) ~ 農業・環境用殺虫剤にIGRが、家庭用殺虫剤にピレスロイドが多く用いられる

昆虫やダニは一般に世代交代が速く、行動範囲が狭い。例えばイエバエの活動期間は2週間以内で、行動範囲は500mを越えないと言われています。 した...

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その他の殺虫薬 ~ イベルメクチン・アミトラズ・ブロモプロピラート

疥癬症治療薬:イベルメクチン イベルメクチンは害虫の体表に接触しても作用しない。 作用できる経路は害虫の経口摂取です。害虫の体内では...

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その他の消毒薬 ~ オキシドール・過酢酸・アクリノール

酸化消毒薬(oxidizing disinfectants) 発生期の酸素を放出する化合物が消毒薬として用いられている。 通常、塩素...

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殺虫薬(insecticides and acaricides) ~ 殺虫薬とは有害な節足動物を殺滅するための薬物であり、昆虫駆除薬とダニ駆除薬がある

殺虫薬とは有害な節足動物を殺滅するための薬物であり、昆虫駆除薬とダニ駆除薬があります。節足動物の一部は家畜家禽の外部寄生虫(ectoparasites)...

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ピレスロイド(pyrethroids) ~ 害虫に対する効果は速効性で、飛んでいる害虫に直接噴霧すると虫は直ちに運動麻痺になり落下する

ピレスロイドは除虫菊の殺虫成分であるピレトリンやその誘導体で、合成品も多い。 害虫に対する効果は速効性で、飛んでいる害虫に直接噴霧すると虫は直...

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ヨウ素(iodine) ~ 殆どの細菌、真菌、ウイルス、原虫、一部の寄生虫卵などに有効

ヨウ素は極微量しか水に溶解しないが、アルコールなどの有機溶媒への溶解性は高い。ヨウ素は皮膚粘膜刺激性や金属腐食性の強い物質であるから、通常、有機化合物担...

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アルキル化消毒薬(alkylating disinfectants) ~ 全ての微生物に対して完全な殺滅作用が期待できる

アルキル化薬は滅菌薬として用いられる。 消毒作用 全ての微生物に対して完全な殺滅作用が期待できる。アルキル化薬は蛋白や核酸のNH₂、...

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フェノール誘導体(phenolic disinfectants) ~ 踏み込み消毒槽などの防疫用消毒薬として汎用される

元来この系の消毒薬はコールタールの分留によって得られた化合物であるために、コールタール消毒薬(coal tar disinfectants)とも呼ばれて...

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クロルヘキシジン(chlorhexidine) ~ ビグアニド系消毒薬

この薬物は表面活性物質ではないが塩基性物質であり、その殺菌作用の機序の研究から四級アンモニウム系ときわめて類似した機序で働くことが知られています。 ...

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塩素(chlorine) ~ グラム陰性菌の細胞壁も容易に通過するので、陽性菌に対しても陰性菌に対しても等しく有効

ハロゲン含有化合物(halogen-containing disinfectants) 消毒薬として用いるハロゲンは塩素とヨウ素であり、いずれもそ...

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両性イオン性消毒薬・陰イオン性消毒薬

両性イオン性消毒薬(amphoteric disinfectants) この系の消毒薬は四級アンモニウム系と類似した効果と有効性を持つ...

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アルコール ~ 消毒薬として用いられるアルコールはエタノールとイソプロパノール

脂肪属アルコールの水溶液には殺菌作用がありますが、その作用は炭素数が多くなるほど強くなる。 しかし水溶性は炭素数が多くなるほど低下するので、水...

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四級アンモニウム消毒薬(quaternary ammonium disinfectants)

洗剤として用いられる表面活性物質のうち、陽イオン性洗剤(逆性石鹸:invert soap)と両性イオン性洗剤の殺菌作用は強く、陰イオン性洗剤(旧来の石鹸...

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消毒薬の共通的性格(disinfectants) ~ 消毒薬は畜鶏体体表、畜舎内外、使用器具などに生息する微生物を殺滅する目的に用いる

消毒薬と殺虫薬はいずれも畜舎内外など家畜の生活環境に散在して疾病の発生や伝染を予防する目的に使用されることが多い防疫用薬。 勿論、畜鶏体体表に...

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その他の抗生物質 ~ グラム陽性菌・陰性菌、マイコプラズマを主な標的にした抗生物質

※マイコプラズマを主な標的にした抗生物質 ●スぺクチノマイシン(Spectinomycin) スぺクチノマイシンはマイコプラズマ...

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抗悪性腫瘍薬(antineoplastic drugs) ~ 犬猫の悪性腫瘍にはリンパ肉腫、骨髄腫など血球性腫瘍が多い

欧米における統計によると、成熟した犬の悪性腫瘍発生率はヒトより高い。 本邦の犬は感染症のために比較的短命であったが、次第に寿命が延びているので...

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抗真菌薬(antifungal drugs) ~ 家畜の真菌症

●皮膚真菌症 家畜の真菌症では牛の皮膚糸状菌症が多い。主として放牧中の育成子牛に発生し、輪癬(ring worm)と呼ばれています。疾病として...

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テトラサイクリン系抗生物質(tetracyclines) ~ 広域スペクトル抗生物質で、ほとんどの細菌、リケッチア、マイコプラズマ、クラミジア、大型ウイルスに有効

この群の抗生物質のうち初期に発見されたクロルテトラサイクリン(CTC)、オキシテトラサイクリン(OTC)、およびその還元生産物テトラサイクリン(TC)は...

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リンコサミド(lincosamides) ~ グラム陽性菌、マイコプラズマ、豚赤痢菌に対して抗菌性を示す

リンコサミドはマクロライドと同様な作用機序で働く抗生物質ですが、作用点が少しずれており、化学構造が大幅に異なり、交差耐性がみられない。 リンコ...

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マクロライド系抗生物質(macrolide antibiotics) ~ マクロライドはマイコプラズマとグラム陽性菌に抗菌力の強い抗生物質

マクロライド、リンコサミド、ストレプトグラミン(MLS系抗生物質(MLS antibiotics))に分類されている抗生物質はいずれもグラム陽性菌とマイ...

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セファロスポリン(Cephalosporin) ~ 獣医領域では乳房注入剤として第一~第三世代の薬物(セファロニウム、セファゾリン、セフロキシム)が用いられている

セファロスポリンはカビから得られた7-アミノセファロスポラン酸やその類似物質を母核として半合成された一連の抗生物質ですが、開発初期には既にアンピシリンが...

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クロラムフェニコール系抗菌性薬(chloramphenicols) ~ 犬猫での毒性は骨髄の造血機能障害であり、特に猫で発現し易い

クロラムフェニコールは抗生物質として発見されましたが、初期から全合成品が用いられています。テトラサイクリンと同じく広域スペクトル性抗菌性物質です。 ...

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アミノ配糖体抗生物質(aminoglycoside antibiotics) ~ グラム陰性菌感染症の治療に用いますが、重症の急性感染症に最も威力を発揮する

この系の抗生物質は数個のアミノ糖が配糖体結合した基本化学構造を持ち、水溶性が高い。主としてグラム陰性菌感染症の治療に用います。 抗菌作用 ...

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その他の合成抗菌薬について

ニトロフラン(nitrofurans) ニトロフラン剤は広範囲な抗菌スペクトルを持つ合成抗菌薬ですが、水や有機溶媒への溶解性が悪く、専ら経口投...

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ペニシリン(penicillins) ~ ペニシリンは感受性菌に対して静菌作用を示す濃度の数倍の濃度で殺菌作用を示す

ベンジルペニシリンは天然物であり、その量は生物活性単位で表現されますが、国際基準品では1国際単位(ISU)=0.6㎍です。 その他のペニシリン...

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キノロン系抗菌性薬(quinolones) ~ おもに犬猫の尿路感染症の治療薬として用いられます

ピリドンとキノロンのカルボン酸誘導体系の抗菌性物質はキノロンと称されています。 その6-フッ素誘導体は強力な抗菌性を持ち、フルオロキノロンとか...

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その他の抗炎症薬 ~ 消炎酵素剤・免疫抑制薬

消炎酵素剤 臨床的にはキモトリプシンの様な蛋白分解酵素やリゾチーム(卵白から抽出されたムコ多糖類分解酵素)などが抗炎症薬として用いられる。 ...

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葉酸(代謝)拮抗薬(folic acid antagonists)~ サルファ剤・葉酸拮抗薬配合剤は有効性が高く、またサルファ剤や他の抗菌性薬物に耐性の菌に対しても有効なことが多い

葉酸代謝拮抗薬とか葉酸拮抗薬と呼ばれる薬物の多くは、2,4-ジアミノピリミジンの誘導体で、いずれも二水素葉酸から四水素葉酸への還元酵素を阻害する。 ...

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