骨の先天性異常 ~ 脊椎短小(short spine)・脊椎彎曲症(kyphoscoliosis)・肋骨欠如(absence of a rib)

脊椎短小 日本犬に多いといわれますが、他の犬種にも見られます。 頭および四肢はほぼ正常にもかかわらず、先天的に脊椎全体が著しく短縮し...

骨の先天性異常(Congenital Abnormalities of Bone) ~ 脊椎の先天性異常(cogenital abnormalities of the spine)

骨の先天性異常について 家畜における骨の先天性異常には、胎生期に胎児の骨端軟骨が病的状態のために軟骨の増殖が止まり、あるいは不十分となって四肢...

骨の連結(junctiva ossium)・不動結合(synarthrosis)・可動結合(diarthrosis)

骨の連結 骨は互いに連結して骨格を形成しますが、骨の連結には不動結合と可動結合の様式がある。 不動結合 骨と骨との間に結合...

軟骨質(cartilaginous substance) ・骨髄(bone marrow)・骨膜(periosteum)

軟骨質 骨の関節面と成長線に存在します。 前者は関節軟骨articular cartilageであって関節面をおおい、弾性の緩衝帯を...

骨の疾患(Diseases of Bone) ~ 骨質(bony substance)

骨は靭帯および軟骨とともに骨格を構成し、諸器官を被覆保護し、四肢にあっては支柱の役をはたします。 したがって、骨はきわめて強靭な組織からなり、...

飛綱軟腫(跟骨軟腫)bursitis calcanei subtendinea

飛綱軟腫について 浅趾屈筋は飛節直上においてアキレス腱と交叉しますが、その部に緊張が加わると、浅屈腱下の粘液嚢に慢性滑膜炎がおこり、脛骨下端と...

飛端腫(capped hock) ~ 馬の踵骨隆起部に発生する皮下粘液嚢および皮膚の腫脹

飛端腫について 馬の踵骨隆起部に発生する皮下粘液嚢および皮膚の腫脹で、まれには牛、犬にも発生します。 原因: 通常は馬房の...

転子粘液嚢炎(trochanteric bursitis) ~ 大腿骨大転子の殿筋付着部において、大転子と中殿筋腱状部との間にある転子粘液嚢の炎症

転子粘液嚢炎 大腿骨大転子の殿筋付着部において、大転子と中殿筋腱状部との間にある転子粘液嚢の炎症で、牛、馬によくみられます。 原因:...

膝関節の粘液嚢炎(bursitis of the stifle joint)

膝関節の粘液嚢炎について 膝関節部には膝蓋前粘液嚢、膝蓋下粘液嚢、大腿二頭筋粘液嚢などがありますが、後二者に粘液嚢炎が発生しやすい。 ...

膝瘤(knee boil or capped knee) ~ 主として持続性の挫傷によって発する

膝瘤 本症は【膝瘤】とはいってもいわゆる【前膝(手根部)】の疾患の一つで、主として持続性の挫傷によって発します。 腕関節前面の皮下粘...

肘腫(capped elbow) ~ 肘腫は馬にしばしば発し、また犬にも見られます

肘腫について 肘腫は馬にしばしば発し、また犬にも見られます。 肘頭にある皮下粘液嚢の炎症で、つねに粘液嚢周囲炎および周囲組織の肥厚を...

棘下筋粘液嚢炎・鬐甲腫および鬐甲瘻

棘下筋粘液嚢炎(infraspinous bursitis) 棘下筋は上腕骨大結節に付着して、上腕の外転と回外をつかさどります。 跳...

胸骨柄粘液嚢炎・結節間粘液嚢炎 ~ 輓馬に発する挫傷性疾患

胸骨柄粘液嚢炎(inflammation of the presternum bursa) 本症は、結節間粘液嚢炎とほぼ同様の原因によって、輓...

粘液嚢炎(bursitis)・項腫および項瘻(atlantal bursitis and poll evil)

粘液嚢炎(馬・牛の疾患・どの疾患も基本的には同じ、発生する部位が異なる) 粘液嚢は摩擦防止の役を演ずるものであるから、外部から異常な機械的刺激...

足屈腱鞘腱鞘軟腫(サラピン)・飛節下伸腱軟腫・長趾伸筋腱鞘軟腫

足屈腱鞘腱鞘軟腫(サラピン)chronic synovitis of tarsal sheath, thoroughpin 深趾屈筋のうち、長...

球節後面の屈腱鞘の炎症(inflammation of flexor tendon sheath in the fetlock)

球節後面の屈腱鞘の炎症 球節後面の指屈腱鞘は、中手骨後面の下1/3から球節後面を通過し、第二指骨後面におよんでいます。馬、特に競走馬にこの炎症...

腕関節腱鞘軟腫(tendon galls of the carpus) ~ 本症には屈腱の腱鞘軟腫と伸腱のそれとがある

腕関節腱鞘軟腫 本症には、屈腱の腱鞘軟腫と伸腱のそれとがあります。前者は手根関節(腕関節)後面の深および浅屈腱を含む腕屈腱鞘carpal sh...

腱鞘炎(tendovaginitis) ~ 腱鞘炎は馬に発生することがもっとも多い

腱鞘炎 腱鞘炎は馬に発生することがもっとも多い。牛では輓曳に使われる役牛に発生します。 舎飼の牛におこる場合は、伝染性疾患に随伴する...

腱鞘および粘液嚢の疾患(Diseases of Tendon Sheaths and Bursae)

腱鞘および粘液嚢の疾患(解剖と生理) 腱鞘tendon sheathと粘液嚢(滑液嚢)bursa mucosaは、互いによく似た構造をもってい...

靭帯の疾患(Diseases of Ligaments) ~ 靭帯の炎症・靭帯の断裂

靭帯は腱とほとんど同様の構造を有し、主として骨と骨の連結、内臓の支持に関与する強靭な線維性結合組織であって、帯状または皺襞状の形をもっている。 ...

腱の変位(displacement of tendons) ~ 馬の後肢において浅趾屈筋の腱の踵骨付着部が分離して腱が外側または内側に変位することがある

腱の変位について 馬の後肢において、浅趾屈筋の腱の踵骨付着部が分離して腱が外側または内側に変位することがあります。 浅趾屈腱は下腿の...