【飼料・巣箱編】オシドリの飼い方

【飼料・巣箱編】オシドリの飼い方
【飼料・巣箱編】オシドリの飼い方

餌は植物性飼料が主食です。即ちヒエ、アワ、キビ、籾、小米(くず米)、小麦、トウモロコシ、糠、フスマ等です。この中でキビと菜っ葉はビタミンAが豊富で、糠は脂肪が豊富です。


ヒエを40%位のヒエ中心の飼料が大変宜しい。此れに緑餌としてキャベツ、白菜、淡水藻類を与えます。動物性飼料としては魚粉を10%位加え、川エビを与えます。


また、ヤゴのような水棲昆虫類も与えましょう。他にボレー粉や消化石も必要です。餌は水浸しにして与えます。野外で捕獲した荒鳥でもオシドリは3年もすれば産卵するようになります。


以後、毎年産卵育雛をします。巣箱の構造は簡単なもので宜しく、また下水道管、樹洞などを利用しても良いのですが、地上から離れた禽舎の天井近くに設置して、入口には到着台を用意します。


日光が箱内に直射しないように、巣箱の方向は入口が北を向いている方が良いです。巣材は木くず、枯葉などを5cm位の厚さに入れておけば、雌は此の巣材を編んで皿状にして其の上に胸毛を抜いて産卵します。


樹洞の巣箱を作ることも容易です。直径30cmまたは40cm長さ50cm位の丸太をまず中央から真2つに切り、両内側をノミでくり抜いて樹洞として、出入り口を作り再び、両部分を合わせて針金で縛っておけば出来上がりですが、何れの場合も入口と反対の後方に扉を作り、手が入るほどの穴を空けて、内部の点検口とします。


巣箱は1月中に設置すればよく、3月下旬ころに鶏または鳩の偽卵を2個くらい入れて産卵を誘引するようにして、4月中、下旬になって産卵を始めた後は、後方の点検口から偽卵を取り除いてしまいます。


4月になれば雄は激しく雌を追い回して、雌は雄の要求に応ずるのに大変苦労しますが、割り合い簡単に交尾に応ずるようになれば産卵の見込みがあります。


雌は雄を誘惑して自分の背の上へ雄を乗せます。


交尾は水中で行うのですから、池がなくては駄目です。交尾が終わると雌は何度も頭を水中に入れては出し、激しい水浴びをします。こういう行動は大抵の鴨と雁類に共通しています。

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キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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