アナチペスチファー感染症 ~ 生後5週間未満の若いアヒルに神経症状、呼吸器または胃腸徴候を引き起こす



アナチペスチファー感染症はアヒル敗血症としても知られており、リエメレラ・アナチペスチファー(Riemerella anatipestifer) (以前はパスツレラ・アナチペスチファー(Pasteurella anatipestifer)と呼ばれていた)細菌により生じます。


本疾患は感染性の高い細菌性疾患であり、罹患アヒルにおいて神経学的、呼吸器または胃腸徴候を引き起こします。また、病気の兆候を示さずに死亡するアヒルもいます。


この感染症は、生後5週間未満の若いアヒルにより重度の徴候を引き起こします。アヒルの子は通常、感染して3から10日後に病気の兆候を示し始めます。

リエメレラ・アナチペスチファーとは



リエメレラ・アナチペスチファーはグラム陰性、非運動性、非芽胞形成桿菌です。世界中で21以上の異なる血清型が同定されています。


リエメレラ・アナチペスチファー感染症は1932年に初めて報告され、1980年初頭には、リエメレラ・アナチペスチファーの血清型と特定の菌株の大腸菌を組み合わせた市販の抗生物質が開発されました。


抗生物質の過剰使用はリエメレラ・アナチペスチファーの薬剤耐性細菌株の出現に寄与。現在、様々なワクチンが養殖されたアヒルの病気を制御する代替方法として開発されています。

アナチペスチファー感染症の伝播



この病気は、気道からの吸入、皮膚の傷(特に足で)、蚊の刺咬、子への繁殖によってアヒルに広がります。成体のアヒルは感染しても、感染の徴候はみられません。

症状



●緑色の下痢

●嗜眠

●不活発

●眼の分泌物

●鼻汁(化膿しているかもしれない)

●咳 (軽度)

●くしゃみ

●協調運動障害 (運動失調)

●頭頸部振戦

●転頭運動

●斜頸

●横たわって後ろ足を漕ぐ動作

●動きの減少

●旋回異常

●痙攣

●麻痺

●起立不能

治療・サポート



●スルファジメトキシン-オルメトプリム


飼料中に0.04~0.08%


●スルファキノキサリン


0.25g / kgを飼料に1回投与(アヒルの子)

予防



※良好な衛生状態を維持する。

※バイオセキュリティー手順を確立する。

※過密飼育をしない。

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