壊死性腸炎は、ウェルシュ菌C型(Clostridial perfringens type C)細菌の感染によって引き起こされる、生まれたばかりの子牛の非常に致死的な消化管疾患です。
同じ牛群内の複数の子牛が罹患するのが一般的で、衰弱し弱った子牛が発生するのが特徴です。
少数の子牛が3~5日で回復することもありますが、そのほとんどは致死的です。
症状
●元気喪失
●歩行を嫌う
●苦悶
●疝痛
●不安症状
●血便
●出血性下痢
●呼吸困難
●急死
治療
有効な治療法がありません。安楽死が最善の選択です。
予防
※予防接種(ワクチン)