中ヨークシャー Middle Yorkshire(Middle White)

中ヨークシャー Middle Yorkshire
中ヨークシャー Middle Yorkshire



ヨーロッパ種の代表的なもので、ミート型です。ヨーロッパではミドル・ホワイトとふつうにいわれ、本邦では単にヨークシャーと呼ばれています。


イギリスのヨークシャー州地方で、在来種に中国種、ネアポン、レスターなどを交配して成立した白色豚を総称してヨークシャーといい、これに大、中、小の3型がありました。


現在の中ヨークシャーは、大ヨークシャーのなかからこれを選抜改良し成立したともいわれ、また大ヨークシャーと小ヨークシャーとを交雑して作出されたともいわれています。

中ヨークシャーの外観



被毛白色で、皮膚は淡赤色、体の大きさ中等で、体重は生後6か月で約60~65kg、12か月で約150kg、成豚で200~250kgです。


顔面は、ほどよくしゃくれ、耳は大きさ中等で、やや前外方に向いて立っている。胸は広く深く、肋の開帳は良い。胴も長円で、腹部も豊かで後軀がよく充実しています。また四肢は短い。

能力



早熟、強健で、飼料の利用性良く本邦の気候風土によく合っています。繁殖及び哺育能力がよく、平均産子数は10頭、哺育率は80~90%です。


と肉(枝肉)歩留も高く、80%以上にも達します。飼料の種類あるいは飼育法によって、ミート型、ベーコン型いずれにもなる。性質が温和で、舎飼いに適し、管理しやすい美点をもっています。

分布



イギリスはもとより、世界各国に分布しています。


ただし、ヨーロッパでは最近いくらか減少の傾向にあります。本邦では、全部の豚の約90%はいまでも、この中ヨークシャーです。


本邦には明治39年(1906)にイギリスから輸入され、その後、ほとんど毎年のように種豚として輸入されました。

キジと水鳥 仲田幸男
キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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