マガモの雛は28日で孵化します。孵化した雛は濡れているので24時間孵卵器の中で過ごさせます。孵卵器は孵化した雛の育雛箱の役目もしますので其の儘でも大丈夫です。
翌日、準備しておいた育雛箱に移しての飼育となりますが、保温球や気温等によりシート型の保温器具も必要です。シート型の保温器具は、爬虫類用がありますので、流用するとよいでしょう。
当方がマガモの孵化に使用した孵卵器は、自動転卵機能付きモデルですので、設定後放置状態で機械が自動転卵してくれます。(定期的に給水は必要)手動での転卵が必要な機種でも、朝起きて転がす。帰宅して転がす。就寝前に転がすの3回でも大丈夫です。
卵の洗浄方法ですが、卵を流水で洗い流しながら指の腹で丁寧に汚れを洗い流して下さい。その際、卵の表面を強くこすってはいけません。
通常マガモの場合の検卵は、1回目は10日目、2回目は18日目位に行います。検卵の際、無精卵は必ず取り除きます。
孵卵温度は、約37℃~38℃、充分な湿度にして、孵化時期(25日目以降)は、温度を1℃程度下げて湿度を上げて下さい。(1日2回~3回程度噴霧器で水をかけても良いです)
孵卵器の設定温度ですが、ちょっと失念してしまいましたが恐らく孵卵温度37.8℃で湿度は70%くらいの設定だったと思います。
通常入卵から27~28日目に孵化しますが、諸条件により多少ずれがあるようです。
使用している自動転卵機能付きの孵卵器
鳥類専用ふ卵器 自動転卵 自動温度制御 湿度保持 9~12個入卵
マガモの雛の孵化と孵卵器
マガモのヒナ誕生