リドカイン(lidocaine) ~ 全ての型の局所麻酔に用いることができるし速効的



リドカインはアミド型の局麻薬の代表的薬物です。

薬理作用


●局所麻酔用

リドカインのpKaは7.8で局麻薬のうちでは低いし分配係数も高い。


したがって粘膜通過性とか神経線維への透過性が良く、全ての型の局所麻酔に用いることができるし、速効的です。


通常、プロカインの半分の濃度で用いられる。


吸収作用



リドカインは中枢神経より心に対して強く抑制し、過量投与によって呼吸が麻痺する前に心が停止する。


中枢神経に対しては鎮静・催眠作用を示し、さらに多量になれば筋痙攣や嘔吐が起こる。


犬での研究では過量投与の毒性はペントバルビタールによって増強される。

体内動態



吸収されると肝マイクロソームでN-脱アルキル化されてから加水分解され、さらに硫酸抱合されて尿中に出る。


消失は速やかでプロカインと同程度です。

キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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