家畜の飼い方(乳牛編)

へヤフォード
へヤフォード



飼料を大別して粗飼料と濃厚飼料とにします。粗飼料は草類やワラ類のようなもので、繊維の比較的多いものです。


濃厚飼料というのは、ムギなどの穀類やダイズ油粕のような粕類を総称します。繊維が比較的少なく、澱粉質や蛋白質が比較的多いものです。


乳牛の場合、飼料としては年中、なんらかの形で粗飼料を与えます。


夏期は青草類を与え、冬期は乾草またはエンジレージ(草類をサイロに漬めて発酵させ保存したもの)を与えます。できれば乾草を年中、与えた方がよい。


その他、季節によりチモシー、オーチャード、レッドクロバーなどの牧草類を与えます。青刈エンバク、青刈ダイズのようなものも好ましい。また、野草もできるだけ活用します。


これらはすべてイネ科とマメ科とがまじるように与えた方が良い。


また、冬期に家畜用ビート、カブなどの多汁なものを給与するのもよいでしょう。


イネワラも適宣に与えてやるか、あるいはウシが自由に食べれるようにしておくとよい。粗飼料の与える量は、ウシの月令、乳を出しているかどうかなどの状態によって異なります。


濃厚飼料の種類や量も同様、ウシの状態によって異なります。

●1号飼料

オオムギ30、フスマ50、米ぬか20の割合(重量比)に配合したもの


●2号飼料

オオムギ30、フスマ40、ダイズ油粕20、米ぬか10の配合のもの


●3号飼料

オオムギ38、フスマ40、ダイズ油粕10、米ぬか10、魚粉2の配合のもの


●4号飼料

オオムギ30、フスマ50、ダイズ油粕20の配合のものです。



この1号飼料は、ウシが自分の体を維持するのに必要な栄養分を粗飼料から十分えられなかった場合の補足飼料です。2号飼料は、牛乳を生産するための飼料で、乳量3kgに対して1kgの割合で与えられます。


3号と4号飼料は、ともに子ウシの発育飼料で、3号は妊娠中の母牛や育成中の子ウシに与え、4号はまだ乳を飲んでいる子ウシに与えるものです。

キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
スポンサーリンク
336×280
スポンサーリンク
336×280