シャモ・名古屋

シャモ
シャモ

●シャモ(Japanese Game)

タイ(旧シャム)の原産。徳川時代の初期に日本に輸入され、改良されました。主として、闘鶏用に改良されましたが、肉質が美味で、肉用としても飼われました。

シャモの詳細



冠は3枚冠、羽色は黒、白、赤褐色などがあり、また赤と黒が混じりあったもの(赤笹という)など各種あります。この色によって、赤黒シャモとか、赤笹シャモなどに分けられます。


また、体の大きさによって大、中、小のシャモに分けられます。赤笹大シャモの成体重は、雌3.2kg、雄4.0kgあります。体羽は少なくしまりが良い。


胸の筋肉のよく発達していることが目立つ。

能力



発育はそう早くはありませんが、肥育したものの肉味はよい。もっともこれは、ブロイラーではなく、成鶏を肥育したものであり、此れは現在では産業的なものではなくなりました。


卵肉兼用種との一代雑種も肉用としてもよい。

分布



関東、近畿、九州の1部地方で、いまでも闘鶏に用いていますがその数は少ない。


名古屋種
名古屋種

●名古屋(Nagoya)

名古屋地方で育種し、作出された卵肉兼用種。一時、名古屋コーチンと呼ばれていました。これは、名古屋地方の在来種に、バフ・コーチンを交配して、作出されたからです。

名古屋の詳細



単冠で、羽装は淡い赤褐色またはバフ色(黄褐色)。皮膚と脛は青色、羽性は遅性。初産体重1.8kg、雄の成体重2.5kg

能力



産卵能力は、生存鶏の1年間平均137個で、あまり良くない。初産日令、200~250日でかなり晩熟です。卵殻は赤色、卵重は50~55gでかなり強い就巣性を持ち、その遺伝子の1部は、性染色体の上にあることが証明されています。


もっとも、最近、就巣性のほとんどないものも育種されています。

分布



名古屋付近を中心に、かなり飼育されていましたが、近年は、他の品種に圧倒されて少なくなりました。

キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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