育雛器・最初の餌付け

育雛器・最初の餌付け
育雛器・最初の餌付け

育雛器は製品の場合は、一つの箱内を中央で2つに区切り、一方の天井に電熱線を配して温室とし、もう片方は保温なしで雛の運動場としてあります。中央の区切りはビニールまたは布で、カーテンとして垂らしてあります。


自作の育雛器も同じ要領で作るのですが、羽数が少ない場合は、ヒヨコ電球または育雛用の赤外線電球が熱源となり、これを金網床を持つ箱の天井から1個吊るしておきます。


育雛器の温度は、最初は39℃で1週間毎に5℃下げていきます。自動温度調節器を使用する場合はそうなのですが、天井から保温電球を吊るした簡単な育雛器の場合は、電球の近くは温かくて段々遠ざかるにつれて温度が下がっているわけですから、各種日齢の雛に対する適温帯が温源からの距離によってできています。よって温度の調節は必要ありません。


孵った雛は卵黄を養分として腹部に持っておりますから、孵化後48時間は餌を与える必要はなく、また与えると食滞を起こして死なせます。餌付けの初日は、良く煮た卵黄または卵とミルクを混ぜて、乾くまで炒めたカスタードをパラパラに砕いて、仕切りのカーテンの直ぐ外側で与えます。


第2日目からはチックフードを水で固練りとして、厚紙の上にばら撒き、その上に前記の卵黄をふりかけておきます。卵黄は2週間くらい与えて後はチックフードだけで良いでしょう。


また、4日目頃からは野菜を千切りにしたものを与えます。1ヶ月後には温室を室温として飼料も中雛用のものに変えます。以上が育雛の定石ですが、雛は卵黄のような黄色のものに本能的に関心があり、これを先ずついばみ、それに続いてチックフードをついばみ始めます。


若し餌付かない時は、ピンセットの先を餌の中に入れてトントン床をたたいて注意を惹きます。中に餌付き難いものにはミルワームとか消毒したウジ(サシ)のような動くものを餌に混ぜれば食べるようになります。


またデリケートで育て難い雛には前述のミルワーム、サシ、ドッグフード、蟻の卵袋を与えると育ちます。なお、全期間を通して新鮮な水、貝殻粉(ボレー粉)を与える必要があります。


また金網底の上に生活する鳥にはグリット(砕石)を与えなければなりません。餌付け難い雛に今一つの方法は、アメリカ鳥獣局のグレン・スマートが考案しました電動嘴を使用する方法があります。


此れは嘴形の棒を小形電動モーターで動かし、餌の中をかき廻すのですが、此れを使うとどんな餌付き難い雛でも餌付けることが出来ると言っております。

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キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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