水銀中毒 ~ 馬

ビーブラスト・テキスト


水銀中毒・馬



1~2gの昇汞を丸剤として毎日1回宛1週間与えたが変状なく、試みにその量を2倍としたが依然として変化がありませんでした。


然るに1gより8gまで漸次増量して毎日与え、14日に至り食欲減少、多尿、血便、下痢、疝痛竝に著しい衰弱を来しついに斃死しました。


4gの昇汞を与えた馬は疝痛を発したのみでした。15gを与えたものは12時間の後激しい疝痛、苦悶竝に流涎を起して斃した。

キジと水鳥 仲田幸男
キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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