腐蝕性酸類 ~ 性状・原因・症状・療法


腐蝕性酸類・性状



腐蝕性酸類中関係のあるものは硫酸H₂SO₄で、硝酸および塩酸中毒は殆どない。

原因



外部の腐蝕作用は犬の足部に屢々認められ、経口的には硫酸処理した種子を食して中毒しあるいは偶発事故として硫酸容器の破壊によりこれに侵された藁その他の飼料を摂食して中毒することがあります。

症状



症状は前項と同一で口唇、口腔、口腔粘膜の腐蝕、流涎、嚥下困難で同時に胃腸粘膜の腐蝕により蠕動の欠如と疝痛を発します。


死は比較的速やかで、心臓衰弱ならびに昏睡の状において来る。


剖見所見は腐蝕性アルカリと同様です。

療法



速かに稀薄なアルカリ剤、例えば石鹸水、ナトリウム液、カリウム液、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウムなどを与えて中和します。


その他の対症療法はアルカリの場合と同じです。

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キジと水鳥 仲田幸男
キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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