有棘顎口虫 ~ 猫、犬、トラ、ヒョウ、ピューマ、ニオイネコ、アライグマ、ミンクの胃壁に結節を形成して寄生します



有棘顎口虫(グナトストーマ・スピニゲルム:Gnathostoma spinigerum)、雄10~25mm、雌10~31mm、顎口虫は形態的にも生活環の面でも特異な線虫で、形態的には虫体は太く、ずんぐりしており、生鮮時には淡紅色で体の前端に多数の微小な鉤のある頭球(head bulb)があります。


さらに体表は無数のクチクラの小棘で覆われており、その棘の先端の形態は顎口虫の種により、また、体の位置によって異なり、種を同定するうえの重要な特徴です。


交接刺の長さは左右不均等です。虫卵は、黄褐色で、卵殻は薄く、一極に栓状のふくらみがあります。内容は単細胞か数細胞に分裂し、大きさは65~73 x 38~48㎛です。


猫、犬、トラ、ヒョウ、ピューマ、ニオイネコ、アライグマ、ミンクの胃壁に結節を形成して寄生します。


分布は、アジア(インド、タイ、ビルマ、マレーシア、ベトナム、中国、日本、朝鮮、スリランカ、フィリピンなど)、オーストラリア、南アメリカ、北アメリカです。


日本では関東、甲信越より西の地域に多い。

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