巨大肝蛭 ~ めん羊、ヤギ、牛のほか馬、豚、ヒトなど多くの哺乳類の胆管に寄生



巨大肝蛭(Fasciola gigantica)、肝蛭にくらべて大きく(25~75 x 3~12mm)、帯状で体の前後における体幅の差が少ない。体の後端はまるい。


虫卵は前種より大きく155~197 x 90~104㎛ですが、アフリカ産のものには虫卵の小形のもの(146 x 84㎛)があります。前種と本種の中間的な形態を示すものがインドからインド肝蛭(F.indica)として報告されましたが、これは現在、本種と同一種と考えられています。


宿主と寄生部位は前種と同じです。


中央アフリカ、北アメリカ南部、東アジア、ヨーロッパ南部、ハワイを含む太平洋諸島などに分布します。日本産肝蛭といわれるものは恐らく本種のことでしょう。


なお、日本産のものには染色体数が2倍体の個体と3倍体の個体とがあります。

キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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