配糖体に属する有毒植物 ~ タカトウダイ、大戟

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ビーブラスト・テキスト



タカトウダイ Euphorbia pekinensis var.japonensis タカトウダイ科


トウダイグサ Eu.helioscopia、ノウルシ Eu. odenochlora、ナツトウダイ Eu.sioboldiana


全草に苛烈性成分があり、乳液中にオイフォルビン酸アンヒドリッドEuphorbinsaeureanhydridが有毒で、トウダイグサによる中毒例があります。


馬、牛、羊が侵され山羊は抵抗力が強く、中毒しませんが毒成分は乳汁に移行します。

症状



毒成分は皮膚および粘膜を刺激します。したがって胃腸炎による疝痛、出血性下痢で大量摂取のものは神経症状とし眩暈、蹌踉、痙攣を招く。

療法



粘滑剤、油剤を与え、タンニン酸水の内用、疝痛には阿片を伍用します。

キジと水鳥 仲田幸男
キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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