日本脳炎(Japanese Encephalitis) ~ 主にコガタアカイエカによって媒介される日本脳炎ウイルスによる感染症



日本脳炎(JE)は、馬や人に脳炎を、豚に流産を引き起こす急性アルボウイルス感染症です。


日本脳炎は、パプアニューギニアやインドネシアなどの東アジアに広く分布する蚊が媒介するウイルスである日本脳炎ウイルス(JEV)に感染することで発症します。


このウイルスは、1995年にトレス海峡諸島に、1998年にオーストラリア本土に導入されました。日本のJEは、1871年に初めて発生し、1935年に初めてウイルスが分離されたとされています。


JEVの症状は、一過性、嗜眠、過興奮の3つのタイプがあります。臨床症状は様々で、通常、散発的または局所的なクラスター(集団)で発症します。

日本脳炎が馬にどのように伝染するか



日本脳炎ウイルスに感染しているブタ・ウマ・鳥類を吸血した蚊に刺されることで馬に感染します。オーストラリアのクイーンズランド州では、クレクス・アンヌリロストリス(Culex annulirostris)という主な媒介蚊の1つとなっています。

症状



●嗜眠

●食欲不振

●発熱

●嚥下困難

●運動失調

●一過性の頸部硬直

●視覚障害

●目的のない放浪

●暴力的で認知症的な行動

●大量発汗

●筋肉のふるえ

●よろめいて転倒する

●食欲不振

●死亡

診断



●病歴

●臨床兆候

●身体診察

●臨床検査

治療



※獣医師および保健所へ報告

※特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。

予防



※ワクチン接種

※バイオセキュリティ

予後



現場で報告されている罹患率は、1%未満から1.4%まで様々です。アウトブレイクにおける致死率は5~15%ですが、より深刻な流行では30~40%に達することもあります。

スポンサーリンク
336×280