ヒアリの咬傷(Fire Ant Bites) ~ 痛みを伴う咬傷と刺傷を同時に行い馬をを攻撃します



馬は、牧草地での放牧中に、外来種であるヒアリ(ソレノプシス・インビクタ:Solenopsis invicta)が作った塚を誤って踏んだり、転がったり、近くに立ったりすることがあります。


ヒアリの塚が乱されると、アリは急速に反応し、ピペリジンアルカロイドからなる痛みを伴う咬傷と刺傷を同時に行い、馬をを攻撃します。


その結果、赤み、かゆみ、腫れ、膿を含んだ水疱が形成され、瘡蓋ができるまでに平均3~8日かかります。   


ヒアリは外来種のアリで、非常に攻撃的な行動と大きなコロニーを形成することで知られています。アメリカの南東部に生息しています。


土質は問わず、日当たりの良い草原を好むため、馬の放牧地でよく見られます。また、建物の下、木の切り株の周り、腐った丸太の中などにも生息しています。


アリのコロニーがある塚は、土壌の種類にもよりますが、高さは50センチメートルにもなり、蟻は地下のトンネルを使って出入りします。


単一女王のコロニー(アリの巣)と複数女王のコロニーがあり、女王は自由に塚を移動するため、敷地内の塚の数は飛躍的に増加します。


単一女王の場合は1エーカー(4047平方メートル)あたり40~150個(700万匹)、複数女王の場合は200個以上(4000万匹)のヒアリが生息していることもあります。


ヒアリを駆除するためには、牧草地全体に処理するために使用される殺虫剤の散布と、個々の塚を処理するために使用されるヒアリ用の長期残留接触殺虫剤を組み合わせて使用する必要があります。


ヒアリ用の殺虫剤を製造している会社はいくつかありますが、そのほとんどが数回の処理を必要とします。馬の放牧地で処理する場合は、一時的にフェンスで囲い、馬が殺虫剤に接触できないようにします。


また、ヒアリを撃退する方法としては、ワセリンやベビーパウダーが効果的であるという研究結果があります。

症状



●急性の腫れ

●水泡を起こさせる

●発赤

●激しい掻痒(かゆみ)

治療



※馬に残っているアリを除去したり、水で洗い流したりして除去する。

※コルチコステロイド

※非ステロイド性抗炎症薬

※抗ヒスタミン薬

※放牧地からのヒアリ塚の除去。

キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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