流行性出血病(EHD)は、牛やオジロジカを媒介とするウイルス性(流行性出血病ウイルス(EHDV):レオウイルス科オルビウイルス属に属する10分節の2本鎖RNAウイルス)の病気です。
死亡例はまれですが、感染した動物に深刻な脱水症状を引き起こす可能性があり、高温時には高い死亡率を示します。
北米のEHDの感染症のほとんどは不顕性のもので、地域によっては血清陽性牛が一般的な場合もあります。また、妊娠している牛は繁殖上の問題(流産や胎児吸収など)を経験する可能性があることを示唆しています。
伝播:主に感染したヌカカ、アブ、ブヨ、蚊に刺されることで感染します。
症状
●発熱
●跛行
●口腔の重度のびらん
●腫れた眼
●努力呼吸
●嚥下障害
治療
※支持療法