エンテロコッカス属(Enterococcus spp) ~ 卵黄嚢感染症・耳の感染症



エンテロコッカス属は、フィルミクテス門に属する乳酸菌の大きな属であり、腸球菌に含まれます。エンテロコッカス属はグラム陽性の球菌であり、しばしば双球菌(diplococcus)または短い連鎖の形状を示し、外見のみで連鎖球菌と区別することは困難です。


また、腸球菌は通性嫌気性のグラム陽性球菌であり、複数の抗生物質に対する内因性および後天性の耐性を示します。


エンテロコッカス・ヒラエ(E.hirae)は、他のエンテロコッカス属菌よりも動物の臨床疾患との関連性が高いとされています。最も多くの場合、若鶏の成長抑制、敗血症、心内膜炎、脳炎、および脳軟化症と関連しています。


エンテロコッカス・セコルム(E.cecorum)は、世界中のブロイラーのニワトリにおける腸球菌関連変形性脊椎症(腸球菌性脊椎炎または「キンキーバック」としても知られています)の発生(アウトブレイク)と関連しています。


宿主:腸球菌は、一般的に動物や人間の消化管に生息する細菌です。


環境中での生存:腸球菌は過酷な環境でも増殖して生存することができ、土壌、植物、水、食物など、ほとんどどこにでも存在します。エンテロコッカス・フェカリス(E.faecalis)は乾燥した無生物の表面で5日間~4か月生存できます。

分類



目:ラクトバシラス目(Lactobacillales)

科:エンテロコッカス科(Enterococcaceae)

属:エンテロコッカス(Enterococcus)

宿主



●人間

●犬

●猫

●鶏

関連疾患



●卵黄嚢感染症

●耳の感染症

キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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