腸球菌性脊椎炎 ~ 脊椎骨の変形・ずれにより、脊髄圧迫と後部麻痺を引き起こす病気



腸球菌性脊椎炎 (ES) は「脊椎すべり症:脊椎骨の変形・ずれにより、脊髄圧迫と後部麻痺を引き起こす病気」または脊椎変形性関節症とも呼ばれ、 エンテロコッカス・セコルム(Enterococcus cecorum)の病原性株によって引き起こされる骨感染症です。ブロイラー種鶏に最もよくみられます。


ESの発生は世界中の商用ブロイラー繁殖鶏群(食肉用に飼育された鳥)で記録されています。感染により、炎症性腫瘤がニワトリの脊柱、遊離胸椎 (FTV) のレベル、またはときに大腿骨頭に発生します。


この腫瘤により胸腰椎脊髄が圧迫され、左右対称性の麻痺が生じます。ニワトリは、足を前に出して膝で後ろに座り、羽を使って動き回る姿をみます。ESは5~8週齢の鳥に見られます。

臨床兆候



●跛行、びっこ

●麻痺または不全麻痺

●膝座り

治療



●支持療法


鳥を群れから隔離し、新鮮な水や食餌を与え安全で快適な暖かい場所でストレスのない生活をさせます。


●ビタミンD3


6.6KIU/kg 筋注、1回、グルコン酸カルシウムおよびオキシトシンも加える


●抗生物質


ペニシリン誘導体が最もよく使用される。

予防



ビタミンD3の補給


「ブロイラー鶏」の初期成長率を下げる。

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キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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