コリン欠乏症 ~ 若いアヒルの成長率の低下



コリンはビタミンに似た必須栄養素で、アヒルの体にいくつかの重要な機能を果たしています。

●細胞構造を構築し維持するために不可欠な代謝。

●コリンは肝臓における脂肪代謝において必須の役割を果たします。

●コリンは神経インパルスの伝達を可能にする物質であるアセチルコリンの形成に不可欠です。

●コリンは不安定なメチル基の源です。


コリン欠乏の臨床徴候



アヒルにおけるコリン欠乏の臨床徴候には以下のものがあります。

●成長中の若いアヒルの成長率の低下。


●ペローシスは、最初は飛節周囲の点状出血を特徴とし、その後、脛骨中足骨関節の明らかな扁平化がみられます。徐々にアキレス腱が顆からずれ、そのため動けなくなる(「腱はずれ」 と呼ばれる)。


アヒルにおけるコリンの栄養所要量



アヒルの成長に必要なコリンは、750~2,000mg / kg(341~909mg / lb)の範囲です。コリン濃度は、アミノ酸、メチオニンなどの他の栄養素との相互作用によっても影響を受けます。


アヒルの子がメチオニン欠乏の場合、アヒルに必要なコリンの必要量が著しく増加します。

コリンの食品源



すべての自然発生の脂肪にはコリンが含まれているため、脂肪を含むすべての飼料から供給されます。卵黄、穀物の胚芽、豆類、油糧種子の食餌は、コリンの良い供給源です。


トウモロコシはコリンが少なく、小麦、大麦、オート麦はトウモロコシの約2倍のコリンを含んでいます。キャノーラミールは、大豆ミールの3倍の総コリンが含まれていますが、生体利用性コリンは少なくなっています。

症状



●成長の鈍化

●膝関節の肥大

●脚をねじる、回す、おじぎ

●腱すべり

●不自由

●ペローシス

治療・サポート



●支持療法


●食餌にコリンを与える。


サプリメントまたはコリンが豊富な食品源の形で、毎日の食餌で1,300~1,900mg / kg。

予防



※アヒルにバランスのとれた食事を与える。

※ふ化後にビタミンB群を補給。

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