腎虫 ~ 犬、キツネ、オオカミ、コヨーテ、ジャッカル、アライグマ、イタチ、カワウソ、テン、ミンク、ニオイネコ(pole cat)、アザラシ、その他の野生の肉食獣、ときには猫、豚、イノシシ、馬、牛、ヒト、ドブネズミなどの腎臓(多くは右側)や腹腔などに寄生



腎虫(ディオクトフィーマ・レナーレ:Dioctophyma renale)、雄14~55cm、雌20~100cm、生鮮時には血色で、体表のクチクラに条線(横線)があります。雄の尾端には交接嚢があり、交接嚢は厚く筋肉質で肋はなく、釣鐘状で、吸盤状となります。


交接刺は1本で、虫卵は楕円形で黄褐色、卵殻は厚く、両極部を除いて表面は顆粒状で、多数のくぼみがあります。両極はやや透明で栓状構造です。


大きさは、60~80 x 39~46㎛で、内容は単細胞ないし2細胞


犬、キツネ、オオカミ、コヨーテ、ジャッカル、アライグマ、イタチ、カワウソ、テン、ミンク、ニオイネコ(pole cat)、アザラシ、その他の野生の肉食獣、ときには猫、豚、イノシシ、馬、牛、ヒト、ドブネズミなどの腎臓(多くは右側)や腹腔などに寄生します。


アジア、ヨーロッパに広く分布し、ロシア、北アメリカに多いが、日本では犬、イタチ、牛、ドブネズミ、オットセイなどから報告されています。


なお、イタチに寄生するものは虫卵が小さく、(56~65 x 37~44㎛)、吉田腎虫D.renale yoshidaiという別亜種とする説もあります。

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