痙攣薬

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テタヌス毒(tetanus toxin) ~ 破傷風菌の生産する外毒素

Clostridium tetani(クロストリジウム・テタニ)の生産する外毒素。鈍化されたトキシンを実験動物に筋注すると下行性に運動筋反射が興奮し、さらに全身痙攣によって呼吸困難で死亡する反応が観察されます。この反応は感染動物における症状...
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中枢性筋弛緩薬 ~ 中枢性筋弛緩薬は筋の硬化(緊張亢進)を和らげる作用を持つ

中枢性筋弛緩薬は筋の硬化(緊張亢進)を和らげる作用を持つが、健康動物に比較的大量を投与すると四肢筋の筋弛緩によって起立不能になる。グアイフェネシン(guaifenesin, グアイアコール グリセリンエーテル glycerol guaiac...
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抗痙攣薬 ~ 症状的には痙攣が連続する症例と間欠的に起こる症例がある

家畜にはヒトにおけるような真性癲癇は起こらないようだが、感染症や中毒症などの併発症や後遺症として癲癇様症状が起こる。発症例の多いのは犬です。症状的には痙攣が連続する症例と間欠的に起こる症例があります。全身性の持続性痙攣では実質呼吸量が低下す...
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ピクロトキシン(picrotoxin) ~ ピクロトキシンによる痙攣発作は間代性痙攣だけでなく、強直性痙攣の要素も含まれる

Anamirta cocculusの漿果(fish berry)に含まれる中性物質。体内動態ピクロトキシンは吸収性と分布性に優れた薬物です。体内消失は極めて速い。薬理作用動物に痙攣用量のピクロトキシンを投与すると間代性痙攣(clonic c...
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ストリキニーネ(strychnine) ~ 欧米では硝酸ストリキニーネを殺鼠剤として用いているので犬猫の中毒が散発する

痙攣(convulsion)という用語はかなり意味の広い用語で、不随意の骨格筋興奮の全てに用いている。従って全身の筋の強度の攣縮である強直性痙攣から外見上は行動異常を示すだけの骨格筋の部分的異常興奮までを含んでいます。ストリキニーネ(str...
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