化学療法および理学療法

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化学療法および理学療法

その他の外科的処置 ~ 瀉血(刺絡)venesection, phlebotomy

瀉血(刺絡)套管針、刺絡針などを太い静脈に刺して勢いよく多量の血液を流出させて体外に除去する治療法。馬、牛で頚静脈から2~3l(最大限5l)の血液を除去する。蹄葉炎、筋色素尿症、中毒、肝不全などが適応症です。反対刺激(誘導刺激)counte...
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水治療法(hydrotherapy) ~ 焼烙(firing, cauterisatio)

水治療法・罨法(pack)10℃~15℃の冷水に浸した湿布をたびたび交換する、あるいは湿布に冷水を灌注する冷罨法(cold pack)は、表在血管を収縮させて新陳代謝を妨げ、急性炎症、喀血、神経性心臓疾患の鎮痛、鎮静、滲出抑制の目的に用い、...
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放射線療法(radiation therapy) ~ 超音波療法(ultrasonic ray therapy)

放射線療法放射線療法は理学的治療法のなかで、独立の一大分野を形成するものですが、ごく簡単に概略をまとめると下記になります。細胞は、①増殖能力の大きいものほど、②細胞分裂過程が長く続くものほど、③物質代謝のさかんなものほど、④形態的および機能...
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赤外線療法(infrared ray therapy) ~ 日光浴(sun bath) ~ 紫外線療法(ultraviolet ray therapy)

赤外線療法赤外線は熱線ともいわれ、可視線よりも波長が長く、生体に吸収されるとそのエネルギーは熱に転化します。赤外線を照射すると、皮膚の発赤、すなわち充血作用がみられる。したがって、輻射の方式による温熱効果を期待して使用される。紫外線照射時の...
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低周波電気療法(low frequency electrotherapy) ~ 超短波療法(ultrashort wave therapy) ~ マイクロ波療法(microwave therapy)

低周波電気療法周波数の低い平流電気を生体に通電して、傷害された運動神経やその支配下にある筋を刺激して興奮をおこさせ、それによって機能の回復をはかる治療法で、薬物療法や他の理学療法とならんで重要な治療手段です。この目的には、一般に周波数3~2...
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悪性腫瘍の化学療法(chemotherapy of malignant neoplasms) ~ 悪性腫瘍(癌)の治療法には、手術療法、放射線療法および化学療法があります

悪性腫瘍の化学療法悪性腫瘍(癌)の治療法には、手術療法、放射線療法および化学療法がありますが、これらは症例によって、単独にあるいは合併して応用されています。また免疫療法の研究も進められています。癌の治療には今なお困難が多く、癌の大多数は完治...
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真菌感染症の化学療法(chemotherapy of the fungal diseases) ~ 家畜では、耳、眼、皮膚などの真菌感染がしばしば発生します

真菌感染症の化学療法広域抗生物質の長期大量投与の結果として、菌交代現象がおこり、発育を阻害された細菌にかわってCandida(Monilia)、Aspergillus.Cryptococcusなどの真菌類が増殖して、あらたに交代菌症をひきお...
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細菌感染症の化学療法(chemotherapy of the microbial diseases) ~ 予防的投与・特殊な条件下における化学療法薬の使用

予防的投与外科的感染症に対する化学療法薬の予防的投与の評価については前述を参照。予防的投与のその他の例としては、伝染病の感染予防(性病、コレラ、流行性髄膜炎)および感染症の発病阻止を目的とする長期予防投与(結核初感染、リウマチ熱、慢性気管支...
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細菌感染症の化学療法(chemotherapy of the microbial diseases) ~ 用法と用量・併用効果・治療期間

用法と用量化学療法薬がもっとも大きな効果をあげるのは、活発に増殖している細菌に対してであって、食菌作用をうけたものにはほとんど、あるいはまったく効果がない。細胞外液中の薬の濃度が高い場合にも、細菌が細胞内で長く生存していることがある(病原性...
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細菌感染症の化学療法(chemotherapy of the microbial diseases) ~ 適正な使用

適正な使用化学療法薬を適正に使用するため、以下の事項に考慮を払う必要があります。(1)適応と禁忌細菌感染症と確実に診断された疾患、またはそれが強く疑われる疾患が、抗菌活性のある化学療法薬の経口的、または非経口的投与による全身的治療法の適応に...
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細菌感染症の化学療法(chemotherapy of the microbial diseases) ~ 副作用および副現象

副作用および副現象化学療法薬の局所的副作用には、テトラサイクリン系抗生物質の点滴静注の際におこる血栓静脈炎およびテトラサイクリン系、ストレプトマイシン、カナマイシンの注射局所(筋肉内または皮下注射の時)の疼痛があります。全身的な副作用につい...
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細菌感染症の化学療法(chemotherapy of the microbial diseases) ~ 抗菌スペクトル・耐性

抗菌スペクトル各種の被検菌に対する化学療法薬の最小阻止濃度(MIC)の分布系列を、抗菌スペクトル(antibacterial spectrum)という。したがって抗菌スペクトルは、病原微生物に対する化学療法薬の有効範囲(作用域)を示すもので...
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細菌感染症の化学療法(chemotherapy of the microbial diseases) ~ 吸収・体内分布・排泄

吸収、体内分布、排泄化学療法薬がすぐれた治療効果を発揮するためには、投与された薬が病巣部位に濃厚に供給されるように、投与法、投与量、投与間隔を工夫する必要があります。感染が皮膚または粘膜に限局しているときはその表面に塗布し、副鼻腔を含む気道...
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細菌感染症の化学療法(chemotherapy of the microbial diseases) ~ 外科的感染症と化学療法・静菌作用と殺菌作用・作用機序

外科的感染症と化学療法著しく進歩、発達した化学療法といえども、しかし決して万能ではないことを銘記しなければなりません。びまん性蜂窩織炎の形をとる感染症の場合には化学療法が主要な役割を演じますが、膿瘍に対しては手術による排液法が第一であり、ま...
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