ヤギ(山羊)

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カシミア Cashmere

チベット原産の毛用種アンゴラヤギとチベット土産ヤギとの交配により作出されたと解されています。カシミアの外観被毛はふつう白色で、2種類の毛をもっている。1つは長さ約10cmの細い長毛で、ふつうの織物に利用されます。他は秋期に長毛の下に生える良...
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アンゴラ Angora

小アジアのアンゴラ地方原産の毛用種。起原については不明ですが、きわめて古い時代に、西アジアで作出されたものと考えられています。ただし被毛の改良が、どの程度計画的に行われたかについては疑問があります。アンゴラの外観一見ヒツジに似ている。被毛は...
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ヌビアン Nubian

アフリカのヌビア、エジプト、アビシニア地方の原産。乳用種。アフリカ東部にいた野生ヤギ、アイベックス(Capra ibex)と他の乳用種との交雑に端を発したものといわれています。ヌビアンの外観被毛は栗色、白色、灰色、黒色など種々ですが、淡い栗...
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トッケンブルグ Toggenburg

原産地はスイス東部のトッケンブルグ谷です。乳用種で、ザーネンとほとんど同じ遺伝的内容ですが、飼育された地方の異なるため、別名で呼ばれていました。アッペンツエール(Appenzeller)やシャモア(Chamois)がこの作出に関係したと言わ...
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ブリティッシュ・アルパイン British Alpine

スイス及びフランスのアルプス地方に広く飼われている在来種を総称してアルパインといっています。その被毛は白色から褐、灰、黒色にいたる種々ですが、体型は大体、ザーネンに似ています。このアルパイン系のものから、イギリスで作出したものが、ブリティッ...
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ヤギ(山羊)の起原

ヤギの起原の野生ヤギは、3種と考えられており、それが数か所で家畜化されたとされています。野生ヤギは第3紀の中新紀ころからアジアに現れ、洪積世のころ、当時、陸続きであった地中海をへてアルプス地方、スペインなどのヨーロッパに分布したらしい。これ...
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ザーネン Saanen

原産地はスイスのベルン県ザーネン谷で、代表的な乳用種です。ザーネン地方は海抜1,000mの肥沃な傾斜地で、よい放牧場があり、家畜を飼うには理想的な環境です。したがってヤギは春5月ごろより春生まれの子ヤギを連れて放牧され、夏は漸次高所へ行き、...
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