オータコイドと抗炎症薬セロトニンとその拮抗薬 セロトニン(serotonin)はトリプトファンから生成されるアミンですが、その化学名(5-hydroxytryptamine)から5-HTと呼ばれることも多い。体内動態セロトニンは水溶性が高く、有機溶媒には殆ど溶けない。セロトニンは食・飼... 2021.12.02オータコイドと抗炎症薬
オータコイドと抗炎症薬カリジン(kallidin, リシル・ブラジキニン) 膵などの外分泌腺や腎などからもカリクレインが血中に分泌される。このカリクレインは腺性カリクレインと呼ばれ、キニノーゲンに働いてカリジンを生成する。カリジンは血中のアミノペプチダーゼによってブラジキニンになる。カリジンとブラジキニンを合わせて... 2021.12.01オータコイドと抗炎症薬
オータコイドと抗炎症薬ブラジキニン(bradykinin) ~ キニン類(kinins) ブラジキニンは9個のアミノ酸からなるナノペプチドです。生成血清蛋白のプレカリクレインは活性化するとペプチド分解酵素のカリクレイン(kallikrein)になります。カリクレインは血漿中のα₂-グロブリン分画のキニノーゲンに働いてブラジキニン... 2021.12.01オータコイドと抗炎症薬
オータコイドと抗炎症薬シメチジン(cimetidine),H₂拮抗薬 ~ 犬ではシメチジンの投与によって胃酸分泌は抑制されるがペプシン分泌への影響は弱い シメチジンなどのH₂拮抗薬はヒスタミンのH₁受容体作動作用に影響することなく、H₂受容体作動作用だけに拮抗する。犬ではシメチジンの投与によって胃酸分泌は抑制されるがペプシン分泌への影響は弱い。ヒスタミン、ガストリン、インスリン(胃への迷走神... 2021.12.01オータコイドと抗炎症薬
オータコイドと抗炎症薬抗ヒスタミン薬(H₁拮抗薬, antihistaminics) ヒスタミンのH₁受容体作動作用に特異的に拮抗する多数の薬物が知られており、抗ヒスタミン薬と呼ばれています。化学抗ヒスタミン薬に属する化合物は、共通の基本構造としてエチルアミンを有している。クロルフェニラミン(chlorpheniramine... 2021.11.30オータコイドと抗炎症薬
オータコイドと抗炎症薬ヒスタミンとその拮抗薬 体内ヒスタミンは過敏症の媒介物質であり、また胃分泌の支配物質だと考えられており、その拮抗薬が過敏症疾患や消化器潰瘍の治療薬として用いられている。ヒスタミン(histamine)ヒスタミンは必須アミノ酸であるヒスチジンの脱炭酸によって作られる... 2021.11.30オータコイドと抗炎症薬