黒色ミノルカ・アンダルシャン・コーチン



黒色ミノルカ
黒色ミノルカ

●黒色ミノルカ(Black Minorca)

地中海ミノルカ島原産の卵用種。改良はアメリカとイギリスで行われました。

黒色ミノルカの詳細



単冠、羽装は黒、皮膚は白色、脛は黒色、体格はむしろ大型で、成体重は雌3.2kg、雄は3.8kg

能力



産卵数は年に130~150個でかなり低い。卵殻は白色、卵重は65gくらい。肉質が良い、冷湿な土地には向かない。

分布



欧米に分布していますが、羽数は少ない。本邦にも明治22年(1889)以来輸入されたことがあるが、現在はごく少数いるにすぎません。


アンダルシャン
アンダルシャン

●アンダルシャン(Andalalusian)

スペインのアンダルシャン州原産の卵用種でイギリスで改良されました。本種は、標準羽色を藍灰色と決めたが容易に固定せず、改良の途上困ったという歴史をもっています。


この羽色は、黒色と白色が雑種になったとき、すなわち、黒と白との両形質がヘテロの状態にあるとき現れるもので、これを固定しようとしたのは間違いです。


なぜなら、藍灰色同志のものを交配しても、その雛には藍灰色:黒:白が、2:1:1の割合で表れるからです。愛玩用なら良いのですが、産業的なものの標準を、このようなところにおくことは良いことではありません。


現に飼養羽数は漸減して、羽色の美麗なための愛玩用に飼われている程度です。

アンダルシャンの詳細



単冠、羽色は藍灰色で美しい。体格はむしろ小格

能力



産卵数は、年間150~200個ぐらいで、そう低いものではない。

分布



イギリスをはじめ、ヨーロッパに分布しています。ただし、羽数は少ない。本邦にも、明治22年(1889)以来、輸入されていたが、現在は絶えてしまいました。


コーチン
コーチン

●コーチン(Cochin)

中国大陸の原産。アメリカとイギリスで改良された肉用種で、このうち1内種であるバフコーチンはかつて本邦の名古屋種の改良に使われたことがあります。


19世紀の中頃に、上海から英米に輸出され、当時その偉大な体格と、優良な肉質、肉量でもって、欧米では大評判になりました。また、多くの品種の改良に貢献しました。

コーチンの詳細



単冠、羽色はバフ色が多いですが、白色、黒色もあります。羽毛は多く、脚毛があります。皮膚と脛の色は黄色、体格は大型、成体重は、雌3.2kg、雄は4.2kg

能力



産卵数は、年100個くらいで、初産日令は240~270日

分布



原産地付近は別として、今はほとんどどこにも普及していません。本邦にも最近は見られなくなりました。

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