
ピロプラズマ症(症状・予防) ~ 発熱、貧血、黄疸によって特徴づけられる家畜の重要な原虫性疾患
ピロプラズマ症は発熱、貧血、黄疸によって特徴づけられる家畜の重要な原虫性疾患です。本邦では牛、犬に発生が多く、特に牛には全土にきわめて高率に分布しており...
水鳥や雉類の特徴や飼い方、家畜・家禽の病気と治療方法や動物用医薬品一覧
ピロプラズマ症は発熱、貧血、黄疸によって特徴づけられる家畜の重要な原虫性疾患です。本邦では牛、犬に発生が多く、特に牛には全土にきわめて高率に分布しており...
症状は感染後12~13日頃から突発します。特徴は出血であり、激しい出血では喀血や腹腔内出血を起こして急死し、死を免れたものは出血、赤血球破壊によって貧血...
鶏に感染性のある、Plasmodium属原虫は、実験感染も含めれば多くの種類を数えるが、自然感染が認められる重要な種類はP.juxtanucleareと...
住肉胞子虫の病原性は以前から疑わしいとされてきましたが、近年、生活環が解明されると共に、実験的感染によって住肉胞子虫症の急性発症が証明され、また、住肉胞...
トキソプラズマ症は豚、犬、猫、めん羊、牛、ミンク、モルモット、その他の野生動物に自然発症が知られています。また、人体からも多くの症例報告があり、人畜共通...
コクシジウムには多くの種類がありますが、病原性にはかなりの差があり、非病原性の種類も多い。家畜(家禽)でコクシジウム症として臨床上重要とされる動物は、牛...
セルカリア皮膚炎 セルカリアの侵入局所に丘疹、膿疱疹、掻痒感をみる皮膚炎を生じ、再感染で増強します。皮膚炎の多発部位は四肢下部です。 ...
Babesia perroncitoi、小形のバベシアで虫体は大部分が径0.7~2.0㎛の環状 分布は狭く、スーダンとサルジニアがあります。 ...
豚バベシア(Babesia trautmanni)、大形のバベシア、虫体は多形、同一赤血球内に多数の虫体が寄生します。ロシア、南ヨーロッパ、アフリカに分...
ギブソン犬バベシア(Babesia gibsoni)、小形のバベシアで赤血球内虫体は多形で、対をなす特徴的な洋なし状の虫体がみられることは少なく、円形の...
犬バベシア(Babesia canis)、大形のバベシアで、洋なし状の虫体は5 x 2.5~3.0㎛、アメーバ状虫体は径2.0~4.0㎛ 同一...
大形馬バベシア(Babesia caballi)、大形のバベシアで、赤血球内虫体は洋なし状(2.15~4.0 x 2.0㎛)と円形、アメーバ状です。 ...
小形馬バベシア(Babesia equi)、小形のバベシアで、赤血球内の虫体は円形、その直径は平均1.69㎛ 洋なし状の単一虫体は大きさ1.8...
Theileria ovis、めん羊と山羊に寄生し、シゾントはほとんどみられません。赤血球内虫体は多形で、T.hirciと区別できない。 病原...
Theileria hirci、めん羊と山羊に寄生し、有熱期にシゾントがみられ、急性例では赤血球に多数の多形の虫体がみられます。 移入動物には...
羊バベシア(Babesia ovis)、小形のバベシア原虫で、長さ1~2.5㎛、虫体の多くは円形で赤血球の周縁部に寄生します。 洋なし状の虫体...
Babesia motasi、(赤血球には単一ないし対をなす洋なし状の虫体(2.5~4.0 x 2.0㎛)がみられ、B.bi-geminaに似た大形のバ...
大型ピロプラズマ(Babesia ovata)、本種は、B.bigemingに酷似していて、本邦で従来、牛の大型ピロプラズマと呼ばれていたものです。 ...
多型バベシア(Babesia divergens)、小形のBebesia属原虫で、形態学的にB.bovisに似ていますが、洋ナシ状虫体はこれよりすこし小...
バベシア属種(Babesia major)、大形のバベシア原虫で、B.bigeminaよりやや小さい。対をなす洋なし状虫体は2.6 x 1.5㎛(地域に...
小型ピロプラズマ(Theileria sergenti)、赤血球内の虫体は、急性期には桿菌状、コンマ状、柳葉状など細胞質の少ないものがおおいのですが、慢...
牛バベシア(Babesia bovis)、小形のバベシアで赤血球内の洋ナシ状虫体は約2.0 x 1.5㎛、その他に円形、不整形の虫体もみられます。 ...
フタゴバベシア(Babesia bigemina)、洋ナシ状の虫体はおおきさ4~5 x 2~3㎛で、ほかに円形、卵円形、不整形の虫体などがみられます。 ...
鶏ロイコチトゾーン(Leucocytozoon(Akiba)caulleryi)、赤芽球に寄生するガメトサイト(配偶子母細胞)はメロゾイトと同大の1.7...
プラスモジウム属種(Plasmodium juxtanucleare)、虫体は赤血球の核に密着して寄生していることがおおい 虫体は小形で細胞質...
プラスモジウム・ガリナセウム(Plasmodium gallinaceum)、マラリア原虫は赤血球内で無性的および有性的に生殖を行うほか、赤血球以外の細...
めん羊肉胞子虫(Sarcocystis tenella)、スポロシストは楕円形で13~16 x 8~11(平均14.5 x 9.5)㎛、壁は平滑で無色な...
サルコシスティス・ミシェリアナ(Sarcocystis miescheriana)、オーシストの形態はS.cruziのものと同様、スポロシストも13~1...
馬肉胞子虫(Sarcocystis bertrami)、スポロシストは15~16 x 9~11(平均15 x 10)㎛ サルコシストは12 x...
クルーズ肉胞子虫(Sarcocystis cruzi)、終宿主である犬から排泄されるオーシストは、終宿主体内で胞子形成が完了しているので、2個のスポロシ...
ベスノイチア属種:Besnoitia wallacei 、オーシストは亜球形、16~19 x 10~13(平均17 x 12)㎛ 胞子形成時間...
ベスノイチア・ベスノイチ(Besnoitia besnoiti)、オーシストは、Isospora属のものと同様に、単細胞の状態でネコ科動物の糞中に排泄さ...
ハモンディア・ハモンディ(Hammondia hammondi) オーシストは胞子形成していない状態で猫の糞に排出されます。 形は亜...
トキソプラズマ(トクソプラズマ・ゴンディイ:Toxoplasma gondii)、トキソプラズマは古くは分類位置不明の胞子虫として扱われてきましたが、お...
リボルタイソスポーラ(Isospora rivolta) オーシストは、犬に寄生するI.ohioensisに酷似していて、楕円形ないし卵円形に...
猫イソスポラ(Isospora felis) オーシストの形態は犬に寄生するI.canisに酷似していますが、鋭端がやや突出しています。 ...