アンゴラ Angora

アンゴラ
アンゴラ



原産地は明らかではありませんが、フランスでは古くから、このウサギの長毛を利用していたらしい。10cm以上のめん毛が全身をおおっています。


ウサギで唯一の毛用種です。


毛色によって10数種の内種がありましたが、いまのふつうのものは白色種です。これに、イギリス系統とフランス系統の2つの主流があります。


前者を、ローヤル・アンゴラ(Royal Angora)といいます。

アンゴラの外観



毛色は純白。イギリス系統は、体重2.5kgぐらい、胴の短い小型のウサギで、毛質は繊細(100番手)です。


フランス系統は、体重3.5kgぐらい、胴伸のよい体型で、毛質は、イギリス系統のものより太い。(80番手)。

能力



ふつう毛長10cmぐらいになれば、鋏で剪毛し採毛します。


年に3~5回、これを行いますが、その産毛量は320~480gです。本種のめん毛は、髄質部が空洞になっている部分が多く、軽く、柔らかくて、かつ保湿力大で、特殊な織物や毛糸が作られます。


またこの毛は帯電性が強いので、紡糸にやや困難な欠点がありますが、医療に応用しうる。体質は強健ですが、被毛が常に伸長しているため、放任すると縺れたり、フェルトになってしまうので、管理が面倒です。

分布



フランス、イタリアその他ヨーロッパ諸国および、アメリカ、カナダに分布し、本邦では長野県に多い。

キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)
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