アミノカプロン酸(ε-aminocaproic acid),トラネキサム酸(tranexamic acid)



アミノカプロン酸はプラスミノーゲン活性化酵素の活性化を阻害し、プラスミンの形成を抑制する。血液凝固抑制薬の過量投与による凝固不全症に特に有効性が高い。


また出血性疾患の治療に用いる。通常は経口的に投与する。


静注では副作用の危険性があるので、点滴が必要です。


トラネキサム酸は同効医薬品ですが、アミノカプロン酸より副作用が弱くて大量投与が可能であり、また通常の静注が可能です。

その他の出血性疾患治療薬



臨床では止血が必要になる疾患が多いので、多種類の全身性投与の止血薬が流通している。しかしこれらの医薬品はいずれもその有効性が十分に立証されているとはいえない。

トロンボプラスチン製剤

動物の組織とか血液から抽出された凝固因子の製剤

ヘモコアグラーゼ(hemocoagulase)

南米産の毒蛇Bothrops jararacaから抽出された酵素で、血小板活性賦活作用があるので全身性投与によって止血を期待する。

エタンシラート(ethamsylate)

特異的に血小板を増加させるといわれている薬物。

血管強化薬

末梢血管やその周辺の結合織を強化するといわれている一群の薬物がある。

ビタミンCエストロゲンアドレノクローム(エピネフリンが酸化されたもの)、およびそのカルバミン酸誘導体のカルバゾクロムなどであるが、高い有効性は期待できない。

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