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サナダムシが寄生すると発育不良や病気のリスクが増大

サナダムシが寄生すると発育不良や病気のリスクが増大
サナダムシが寄生すると発育不良や病気のリスクが増大



サナダムシは、条虫類に属する扁平なリボン状の分節化された腸内寄生虫です。


放し飼いの鶏の腸管で一般的に見られます。さまざまな動物に影響を及ぼす4,000種以上のサナダムシがいます。


サナダムシのいくつかの種はニワトリに感染する可能性がありますが、最も一般的なのは、Davainea proglottina 、 Raillietina echinobothrida 、 R.tetragona 、およびR.cesticillusです。


サナダムシは、鶏の腸管に寄生する回虫とは異なり、フック状の口部で鳥の小腸の壁に固定されます。サナダムシはまた、体の成長の点で回虫とは異なります。


ほとんどのサナダムシは腸壁に物理的な損傷を引き起こしませんが、鳥から栄養素を奪うことで、健康を損なうことになり、発育阻害/体重減少、栄養不足、病気感染リスクの増加をもたらします。


Davainea proglottinaはサナダムシの一種で、腸に損傷をあたえ、腹膜炎を引き起こすことがあります。


感染が頭と副鼻腔に及ぶように広がった場合、影響を受けたニワトリは、斜頸などの神経学的徴候を示す場合があります。


サナダムシには、間接的なライフサイクルがあります。


節足動物や他の無脊椎動物を中間宿主として利用します(カタツムリ、ナメクジ、甲虫、バッタ、アリ、ミミズ、シロアリ、イエバエ)。


鶏は中間宿主を食べることで感染します。


中間宿主をがニワトリによって摂取されると、その中間宿主内に最初に含まれていたサナダムシの幼虫は、ニワトリの胃腸系に感染します。


そこから、サナダムシの幼虫は腸壁に付着し、ニワトリが食べる食物から栄養分を継続的に吸収します。


サナダムシは、成虫になると卵を含む部分の一部を脱落させ、卵は腸から出て鶏の糞便に入り、周囲の環境を汚染します。


中間宿主は、脱落したサナダムシとその卵を摂取し、そこで卵は幼虫に成長します。それをまたニワトリが摂取するというふうに繰り返されるのです。

サナダムシ感染の臨床兆候



●発疹

●虚弱

●発育阻害

●食欲があるのに痩せる

●斜頸

●麻痺

●無気力

●糞中にイネ様の片節

サナダムシ感染の治療



●アルベンダゾール


アルベンダゾールはベンズイミダゾール駆虫薬で、家禽で適応外で使用されます。


経口投与されます。 ¼ml(小型の鶏種)または½ml(通常サイズの品種)を投与します。


2週間後に繰り返します。


●フェンベンダゾール10%液体駆虫剤


フェンベンダゾールは家禽の適応外で使用されます。


飲料水に、水1ガロン(3.8リットル)あたり3 mlの割合で3日間投与します。


10日後に繰り返します。


●レバミゾール

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キジと水鳥 仲田幸男 昭和46年12月20日 ASIN: B000JA2ICE 泰文館 (1971)