
アヒル
アヒルを飼うには禽舎は不要で放し飼いで良いですが、少数羽ですと昼間は外へ出して夜間は屋内に入れれば良いです。
農村ですと、近くの小川や水田、草原に放しますとアヒルは盛んにタニシやカエル、藻類を捕って食べます。
アヒルの飼料は専用のペレット等がありますが、くず野菜とタニシを殻ごと与えるのが一番良いです。
配合飼料の場合、高タンパクな飼料を与え続けると脚のトラブルになりやすいので与え過ぎに注意する必要があります。水鳥専用の飼料を与えましょう。
練り餌の場合は、糠(ぬか)と麩(ふすま)を混ぜ合わせて、これに生魚の粗を入れて煮て練り餌を作ります。
アヒルを人工孵化する場合は、温度39℃、湿度は80%
孵化に要する日数は28日となり、生まれた雛は夏期の場合は保温は必要ないですが、気温の下がる夜間は35℃くらいの育雛箱に入れて飼育する必要があります。
孵化後、10日位には保温の必要はなくなりますが、水中へ入れるのは二週間後くらいが安全です。