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ウシ(牛)の病気

アナプラズマ症(Bovine Anaplasmosis) ~ 予防はマダニ類や吸血動物の駆除が有効

アナプラズマ症は、世界中の熱帯・亜熱帯地域に生息する家畜や野生の反芻動物の感染性、非伝染性、マダニ媒介性の血液寄生性疾患です。ウシのアナプラズマ症は、アナプラズマ・マージナーレ(Anaplasma marginale)、時にはアナプラズマ・...
ウシ(牛)の病気

ブルータング(Bluetongue) ~ 反芻動物、主にヒツジおよび頻度は低いのですがウシでの昆虫媒介ウイルス性疾患

ブルータング病(青舌病:BT) は、反芻動物、主にヒツジおよび頻度は低いのですがウシでの昆虫媒介ウイルス性疾患です。BTは特定のブヨ種やヌカカ等の吸血昆虫によって伝播されるレオウイルス科オルビウイルス属ブルータングウイルスによって引き起こさ...
ウシ(牛)の病気

サルモネラ症(Salmonellosis) ~ 成牛の下痢の最も一般的な感染原因の一つです

サルモネラ症は、サルモネラ属細菌による感染症であり、成牛の下痢の最も一般的な感染原因の一つです。サルモネラはグラム陰性の桿菌で、サルモネラ・エンテリカ(S.enterica)とサルモネラ・ボンゴリ(S.bongori)の2種を含みます。大部...
ウシ(牛)の病気

セレン欠乏症(Selenium Deficiency) ~ 食餌に十分なセレンを摂取していないウシに発生します

セレン(Se)欠乏症は、食餌に十分なセレンを摂取していないウシに発生します。セレンは通常土壌中に存在するため、ほとんどのウシでは一般的な問題ではありません。しかし、セレンの欠乏は、土壌中のセレン含有量が低い地域に住む子牛に起こりやすいです。...
ウシ(牛)の病気

炭疽(Anthrax) ~ 炭疽菌による伝染性が高く、急速に致死的な人獣共通感染症

炭疽は、芽胞形成細菌である炭疽菌によって引き起こされ、伝染性が高く、急速に致死的な人獣共通感染症です。 炭疽菌はOIEに登録されている病気で、世界中で見られ、南極大陸を除くすべての大陸で発生しています。これは通常、反芻動物と人間の病気です。...
ウシ(牛)の病気

ルーメンアシドーシス(Rumen Acidosis) ~ 蹄葉炎、灰白質脳軟化症および肝障害と関連

ルーメンアシドーシスは、ルーメン(第一胃)のpHが低下しているために牛に起こる消化管疾患です。粗飼料ベースの飼料を給与している牛のルーメンのpHは6~7ですが、6未満に低下すると、アシドーシスを引き起こす乳酸産生細菌の増殖の要因となります。...
ウシ(牛)の病気

リフトバレー熱(Rift Valley Fever) ~ 幼若な個体は最も感染しやすい

リフトバレー熱(RVF)は、リフトバレー熱ウイルス(RVFV)が媒介する人獣共通感染症です。RVFVはネガティブセンスの一本鎖RNAウイルスで、フレボウイルス属のブニヤウイルス科のウイルスです。RVFはサハラ以南のアフリカ諸国の風土病で、主...
ウシ(牛)の病気

壊死性腸炎(Necrotic Enteritis) ~ 子牛の非常に致死的な消化管疾患

壊死性腸炎は、ウェルシュ菌C型(Clostridial perfringens type C)細菌の感染によって引き起こされる、生まれたばかりの子牛の非常に致死的な消化管疾患です。同じ牛群内の複数の子牛が罹患するのが一般的で、衰弱し弱った子...
ウシ(牛)の病気

クリプトスポリジウム症(Cryptosporidiosis) ~ クリプトスポリジウム原虫の感染によって引き起こされる

クリプトスポリジウム症は、クリプトスポリジウム原虫(主にクリプトスポリジウム・パルバム:C.parvum)の感染によって引き起こされる重要な人獣共通感染性の腸管感染症です。C.andersoni(クリプトスポリジウム・アンダーソニ)、C.b...
ウシ(牛)の病気

出血性腸症候群(Hemorrhagic Bowel Syndrome) ~ 成乳牛の非常に致死的で散発的な急性消化管疾患

出血性腸症候群 (HBS) は、成乳牛の非常に致死的で散発的な急性消化管疾患です。HBSの牛は、腸内で大きな血栓が発生し、閉塞を引き起こし、腸のサイズが大きくなります。HBSに関連する臨床徴候には、急性腸炎、脱水、ショック、ときに腹痛などが...
ウシ(牛)の病気

ヨーネ病(Johne’s Disease) ~ 世界中の反芻動物、特に乳牛に感染する伝染性疾患

パラ結核とも呼ばれるヨーネ病は、世界中の反芻動物、特に乳牛に感染する伝染性疾患です。これは、マイコバクテリウム・アビウム亜種・パラツベルクローシス(Mycobacterium avium subsp.paratuberculosis (MA...
ウシ(牛)の病気

喉つまり(Choke) ~ 牛の食道の閉塞

喉つまりとは、牛の食道の閉塞の総称で、通常、異常な硬さの飼料および異物(わら、りんご、人参、削りかす、とうもろこしの穂軸など)の摂取によって引き起こされます。部分的または完全な閉塞が起こることがあり、軽度から重度の食道損傷まで様々です。また...
ウシ(牛)の病気

子牛の下痢症(Calf Scour) ~ 下痢をしている子牛は脱水のリスクが高い

子牛下痢症は、子牛の下痢を引き起こすいくつかの胃腸疾患に関連する臨床徴候です。下痢をしている子牛は脱水のリスクが高く、下痢のために水分を吸収できません。加えて、子牛はpHレベルの不均衡による電解質の損失とアシドーシスに苦しみます。症状●衰弱...
ウシ(牛)の病気

鼓脹症(bloat) ~ 無治療では酸素不足による窒息死につながります

鼓脹症は、ウシや反芻動物によくみられる消化管の病気です。牛が、ルーメン内で起こる通常の微生物発酵過程で発生する発酵ガスを、げっぷや放出することができないことが原因です。閉じ込められたガスが放出されないと、ルーメンが膨張するため横隔膜と肺に大...
ヤギ(山羊)の病気

ピロリジジンアルカロイド(Pyrrolizidine alkaloid toxicity) ~ ヤギの慢性肝疾患の一般的な原因

ピロリジジンアルカロイド(PA)の毒性は、ヤギの慢性肝疾患の一般的な原因です。これは、PAを含む植物を繰り返し摂取することによって引き起こされます。PAを含む植物は6,000種類以上あります。これらの植物の多くは、特定の地域では有害雑草とみ...
ウシ(牛)の病気

第4胃変位(Abomasal Displacement) ~ 捻転や第四胃捻転のリスクが高くなり牛にとって致命的となることが多い

第四胃変位は牛の左側または右側に起こりうる可能性があります。第四胃とは通常、腹部の右下腹部と第7肋骨から第11肋骨の内側に位置します。場合によっては、筋肉壁の緊張が失われて胃がガスで満たされることがあり、その結果、第四胃がルーメンの上方およ...
ウシ(牛)の病気

気腫疽(Blackleg) ~ 急性熱性で急死または高致死率

気腫疽(きしゅそ)は、クロストリジウム・ショウベイ(Clostridium chauvoei)細菌により引き起こされる急性、発熱性、致死性の高い疾患であり、世界中のウシおよびヒツジに影響を及ぼします。気腫疽は、気腫性腫脹の突然の発症を特徴と...
ヤギ(山羊)の病気

トウワタ中毒(Milkweed poisoning) ~ トウワタには有毒な強心配糖体が含まれています

トウワタ(唐綿)は、キョウチクトウ科の多年草で、南アメリカが原産地です。寒さに弱いため、日本では一年草として栽培されます。トウワタ中毒とは、アスクレピアス種の摂取によって引き起こされ、トウワタには有毒な強心配糖体が含まれています。 飼料が不...
ヤギ(山羊)の病気

コヨティロ中毒(Coyotillo poisoning) ~ 完熟した果実と種子は特に毒性が強い

ヤギにおけるコヨティロ中毒は、動物や人に毒性のあるコヨティロ(全草有毒、完熟した果実と種子は特に毒性が強い):クロウメモドキ科(カルウィンスキア・フムボルトティアナ:Karwinskia humboldtiana)を摂取することで引き起こさ...
ヤギ(山羊)の病気

ドングリ中毒(Acorn poisoning) ~ ドングリはヤギに毒性があります

オーク(落葉樹であるナラ(楢)の総称:コナラ属)のドングリ、若芽、小枝、葉は、十分な量を摂取するとヤギに毒性があります。これらには、加水分解可能なタンニンとして知られるポリフェノール複合体、特にガロタンニンが含まれており、これはヤギに毒性が...
ヤギ(山羊)の病気

硝酸塩中毒(Nitrate poisoning) ~ ヤギに急性毒性を引き起こす可能性があります

硝酸塩中毒は、ヤギが硝酸塩を蓄積する植物を食べたり、特定の環境条件によって硝酸塩濃度が上昇することによって引き起こされます。肥料、肥沃な畑からの流出水、または動物の排泄物で汚染された水も硝酸塩の発生源となりますが、これらは自然界に蓄積されて...
ヤギ(山羊)の病気

エンテロトキセミア(Enterotoxemia) ~ ウェルシュ菌の産生する腸管毒による中毒

エンテロトキセミアは、ウェルシュ菌(Clostridium perfringens)の産生する腸管毒による中毒です。腸内毒素血症とも呼ばれ、ヒツジでの発症が最も多いですがヤギにもみられます。ウシではウェルシュ菌A型とウェルシュ菌D型によるも...
ヤギ(山羊)の病気

結膜炎(Pinkeye) ~ ウイルスまたは細菌感染などさまざまな理由で起こる

結膜炎は、結膜の炎症です。炎症は、環境刺激物質に対する反応やウイルスまたは細菌感染など、さまざまな理由で起こります。左右どちらか片方の目だけが炎症を起こします。一方の眼に結膜炎がみられる場合は、通常、涙嚢の炎症、ドライアイ、異物などが原因で...
ヤギ(山羊)の病気

口蓋裂(Cleft palate) ~ 口蓋裂の閉鎖が部分的または完全に閉鎖しないまれな先天性の欠損

口蓋部における破裂があるものを口蓋裂といい、口蓋裂は、胎児の発生初期に口蓋裂の閉鎖が部分的または完全に閉鎖しないまれな先天性の欠損です。これは、左右の口蓋が結合できず、口蓋裂が形成される軟口蓋および場合によっては硬口蓋の奇形で、臨床症状の程...
ヤギ(山羊)の病気

細菌性肺炎(Bacterial pneumonia) ~ 多くの場合、既存の呼吸器感染症の二次合併症として発生します

細菌性肺炎は上気道感染症で、多くの場合、既存の呼吸器感染症の二次合併症として発生します。臨床症状は、肺炎の種類、ヤギの年齢、健康状態によって、軽度から重度まで様々です。過去の感染やマイコトキシンの摂取により免疫が弱っているヤギは、細菌(パス...
ヤギ(山羊)の病気

トキソプラズマ症(Toxoplasmosis) ~ 子山羊や豚では、高熱が持続する稽留熱および肺炎が顕著

トキソプラズマ症は、原虫であるトキソプラズマ・ゴンディ(Toxoplasma gondii)によって引き起こされる一般的な感染性の人畜共通感染症で、ヒトおよび動物において長期にわたる感染をもたらします。子山羊や豚では、高熱が持続する稽留熱お...
ヤギ(山羊)の病気

藍藻の毒性(Blue-green algae toxicity) ~ ヤギは汚染された水源の水を摂取することで中毒を起こします

シアノトキシンとしても知られる藍藻(シアノバクテリア)が生産する毒素の総称です。水の華、アオコを形成するシアノバクテリアに毒素を生産するものが多く、汚染された水を飲んた家畜や人が死亡した例も多い。毒素を生産する酵素の遺伝子はまとまったオペロ...
ヤギ(山羊)の病気

低マグネシウム血症(Lactation tetany) ~ 低マグネシウム血症を有するヤギが筋痙攣を発症することです

低マグネシウム血症は、授乳テタニーとも呼ばれ、血中マグネシウム濃度が低いという生命を脅かす状態です。これは、春の牧草地で授乳する場合によくある問題です。 代用乳で子山羊を育てるのも同様の症状で、ミルクテタニーと呼ばれます。 低マグネシウム血...
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