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条虫類

反芻獣の条虫症(症状) ~ 幼獣、特に6ヶ月齢以下のものには被害が大きい

拡張条虫はめん羊、山羊に、ベネデン条虫は牛に主として寄生が見られます。Moniezia属条虫の寄生では、成獣には明瞭な症状をみないが、幼獣、特に6ヶ月齢以下のものには被害が大きい。拡張条虫の寄生は1・2歳齢に集中しており、それ以上の年齢には...
条虫類

馬の条虫症の症状 ~ 寄生率は幼齢馬、特に放牧子馬に高い

軽度寄生では一般に無症状ですが、重度寄生によって食欲不振、抑うつ、消化障害、貧血、削痩、栄養不良、間歇性疝痛、血液が混じった粘液便の排泄がみられます。また、後軀障害をみることもあります。稀ですが、盲腸破裂の原因になったり、また腸穿孔による腹...
鉤頭虫類

鉤頭虫症の症状 ~ 重度寄生では腹痛、食欲不振、下痢、削痩がみられる

大鉤頭虫は豚に多く検出されます。本邦では奄美大島のリュウキュウイノシシから雌虫7匹が発見されています。虫体は赤味を帯びた大型の虫体で、小腸粘膜に鉤着して寄生していますが、結腸にみられることもあります。粘膜への鉤着は、吻に密生する鉤を腸粘膜に...
吸虫類

鶏卵吸虫症 ~ 形成不全卵の産出、産卵率の減少、腹部膨満などの症状

症状一般症状として、食欲不振、衰弱、体重減少、産卵率低下が認められますが、感染後早期から現れる異常として、無殻、軟卵などの形成不全卵の産出があります。また、腹部膨満も特徴です。診断近年、本邦ではほとんど発生をみませんが、形成不全卵の産出、産...
吸虫類

腸管の吸虫症の症状 ~ 虫体は腸粘膜に吸着し、局所の炎症、多数寄生の場合は潰瘍を生じる

重度寄生を除いて症状をみることはほとんどない。豚の小腸に寄生する肥大吸虫は台湾、中国の中南部、インド、タイ、フィリピンなどに濃存します。虫体は腸粘膜に吸着し、局所の炎症、多数寄生の場合は潰瘍を生じ、腹痛、下痢、浮腫、貧血、腹水を発生し、稀に...
ウマ(馬)の病気

キョウチクトウの毒性(Oleander toxicity) ~ 世界中の動物中毒の主な原因となっています

キョウチクトウ(夾竹桃:Nerium oleander)は、キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木もしくは常緑小高木で、世界中の動物中毒の主な原因となっています。キョウチクトウは熱帯および亜熱帯地域で見られ、花は、およそ6月より残暑の頃...
吸虫類

肺吸虫症の症状 ~ 重度感染では咳、呼吸困難、乾性ラ音、呼気性喘鳴や胸膜炎の症状を示す

家畜では症状が不明な場合が多いですが、重度感染では咳、呼吸困難、乾性ラ音、呼気性喘鳴や胸膜炎の症状を示します。2次感染があると体温上昇もみられます。脳、脊髄に寄生すると、てんかん、痙攣、運動麻痺をきたし、眼窩に寄生すると眼の運動障害や眼球突...
吸虫類

鳥類寄生住血吸虫によるセルカリア皮膚炎 ~ セルカリアの皮膚侵入によって生ずる掻痒性皮膚炎

セルカリアの皮膚侵入によって生ずる掻痒性皮膚炎です。本邦では北海道から沖縄まで各地に人体症例が報告されており、肥かぶれ、田かぶれ、水かぶれ、水田病などの水田性皮膚炎として知られています。水田性皮膚炎のほとんどは鳥類寄生住血吸虫のセルカリアに...
吸虫類

その他の住血吸虫症の症状 ~ 日本住血吸虫症と類似の症状を示す

門脈・腸間膜静脈に寄生する他種の住血吸虫症も、日本住血吸虫症と類似の症状を示します。トルキスタン住血吸虫は、虫卵による肝硬変と腸壁の結節を主な病変としますが、一時に1卵しか産まないので、大動物ではほとんど症状を認めませんが、めん羊、山羊では...
吸虫類

急性肝蛭症 ~ 発生時期は秋・冬であり、1~2歳の若牛に発生が多い

急性肝蛭症は多数の幼虫が肝臓に侵入し、広汎に肝実質が破壊されて急性肝不全が生じ、加えて腹腔内出血、急性腹膜炎の影響も合わさって発生します。したがって、感染後2~3週から6~8週後の幼虫が肝実質に寄生する期間に症状が現れます。発生時期は秋・冬...
吸虫類

慢性肝蛭症 ~ 秋から翌年の春にかけて発症し、一般に成牛に認められる

慢性肝蛭症の発展は緩徐で、感染後2ヵ月以降に慢性症状を表します。その発生は胆管内の成虫の寄生活動に関係し、胆管炎、胆管閉塞、肝臓組織の破壊と繊維症です。慢性肝蛭症は秋から翌年の春にかけて発症し、一般に成牛に認められます。少数寄生では症状はな...
ウマ(馬)の病気

硝酸塩の毒性(Nitrate toxicity) ~ 硝酸塩中毒は急速に死に至る可能性があります

硝酸塩は、有機化合物の酸化によって生成され、植物の根に吸収される天然物質です。ほとんどの植物は少量の硝酸塩しか吸収できません。しかし、硝酸塩蓄積植物と呼ばれる大量の硝酸塩を蓄積できる植物もあります。また、植物の成長過程の特定の段階では、植物...
昆虫類

ノミの症状 ~ 刺咬吸血による痒覚から噛む、ひっかく、などの不安状態および被毛不良、体重減少がみられる

ノミの寄生による病害は犬、猫に重要です。これら動物に寄生するノミの好寄生場所は背、腋下、下腹、内股部であり、刺咬吸血による痒覚から噛む、ひっかく、などの不安状態を生じ、また、被毛不良、体重減少がみられます。ノミの刺咬局所には皮膚炎を生じます...
昆虫類

毒ガ(蛾)幼虫症の症状 ~ 動物が毒針毛に触れると、皮膚に刺さり激しい疼痛と皮膚炎を生じます

毒ガ幼虫症は鱗翅目に属するガの幼虫の毒毛(毒腺毛、毒針毛)あるいは毒毛を含む抜け殻・まゆなどに、動物やヒトが接触したり、あるいはこれらを嚥下して発症します。本邦で重要なガの種類は、イラガ科のイラガ、ドクガ科のドクガ、チャドクガ、カレハガ科の...
昆虫類

シラミおよびハジラミの症状 ~ 動物は神経質となって採食・安眠が妨げられます

シラミ、ハジラミは被毛内に寄生しており、ハジラミは活発に被毛内を移動します。シラミ目の虫は、哺乳動物に寄生し、若虫、成虫ともに吸血性でsucking liceといわれ、吸血した虫体は褐色にみえます。ハジラミ目の虫は鳥類、哺乳動物に寄生し、非...
昆虫類

蚊の症状 ~ 安眠が妨げられ、おびただしい数の吸血によって失う血液量も多い

蚊は吸血の為に動物周辺に群がり、きわめて多数が刺咬し吸血します。そのために動物は安眠が妨げられ、おびただしい数の吸血によって失う血液量も多い。そのために動物は増体量、泌乳量、産卵率など生産性の低下が認められます。また、まれですが激しい吸血に...
ウマ(馬)の病気

ナス科植物中毒(Nightshade poisoning) ~ ナス科植物 (ナス科) の摂取は馬に有毒

ナス科植物 (ナス科) の摂取は馬に有毒です。馬の神経系と消化管に有害な影響を及ぼすことで知られている種々の有毒なアルカロイドを含む大規模な植物群です。馬へ最も影響する2つの毒素には、グリコアルカロイドとトロパンアルカロイドが含まれます。イ...
昆虫類

ヌカカの症状 ~ 夜間に動物舎内に飛来して吸血しますが、その飛来数は一般にきわめて多い

ヌカカは温暖な季節に活動し、夜間に動物舎内に飛来して吸血しますが、その飛来数は一般にきわめて多い。動物は刺咬刺激に悩まされて安眠が阻害され、産卵率、育成率の低下など、生産性の低下の原因となります。また、刺咬が原因での皮膚炎が発生します。オー...
昆虫類

ブユの症状 ~ ブユの多数の飛来・吸血によって悩まされ、不安状態となります

ブユは温暖な夏季に活躍し、主に早朝と夕刻に動物を襲います。動物はブユの多数の飛来・吸血によって悩まされ、不安状態となり、家畜では生産性の低下も現れます。大動物では頭部、四肢、腹部、乳房部が好む刺咬部位であり、これらの局所に刺咬による強い痒覚...
昆虫類

ハジラミ ~ シラミに似ていますが、最大の相違点は口器の構造で、ハジラミでは噛むのに適した構造です

ハジラミ(biting lice、chewing lice)は形態学的にシラミに似ていますが、最大の相違点は口器の構造で、ハジラミでは噛むのに適した構造になっています。触角が長く突き出た種と、短くてそれが溝に収まっている種とがあり、それぞれ...
昆虫類

ノミ ~ ノミは雌雄ともに吸血して動物に害を与えるほか、病原体を媒介する

ノミ(Fleas)、ノミは昆虫類(綱)隠翅類(目)に属する小形(2~4mm)の昆虫で、翅はなく、体は左右に扁平で頭部と胸部には特有の棘櫛(クシ、comb)という歯状の剛毛があります。後脚は跳ねるのに適して強大です。口器は吸血の為に針状。ノミ...
ウマ(馬)の病気

カビの生えたスイートクローバー中毒(Moldy sweetclover poisoning) ~ 正常な血液凝固を妨げ、出血などの血液異常を引き起こします

セイヨウエビラハギ(Melilotus officinalis)は、ヨーロッパとアジアに自生する、甘い香りの、直立した、越年草です。 飼料作物として栽培され、Melilotus属の植物はスイートクローバーと呼ばれるほど、世界的にみるとは乾燥...
昆虫類

ニワトリフトノミ ~ 本来鶏に寄生しますが、ネズミその他の哺乳類にも寄生

ニワトリフトノミ(Echidnophaga gallinacea)、体長約1mm、寒冷地を除く各地に分布する種で、本来鶏に寄生しますが、ネズミその他の哺乳類にも寄生します。神戸・大阪地区に多く、近似の(ネズミフトノミE.murina)との区...
昆虫類

ヒトノミ ~ 条虫、糸状虫の中間宿主

ヒトノミ(Pulex irritans)、雄2mm、雌3mm、前胸と頬の棘櫛がない。前頭部はまるい。ヒトのほか犬、猫その他の動物も吸血します。条虫、糸状虫の中間宿主となり世界的に分布する普通種です。
昆虫類

ネコノミ ~ 瓜実条虫の中間宿主

ネコノミ(Ctenocephalides felis)、体長約2mm、イヌノミに似ていますが頭部が細長く、その前縁の形が異なり尖っています。猫のほか犬、ヒト、ネズミも吸血します。瓜実条虫の中間宿主です。世界に広く分布し、普通種です。
昆虫類

イヌノミ ~ 条虫と糸状虫の中間宿主

イヌノミ(Ctenocephalides canis)、雄1.2~1.8mm、雌1.6~2.0mm、頬棘櫛と前胸棘櫛の両方があります。頭はネコノミほど細長くなく前縁がまるい。犬におおいが猫やヒト、ネズミも吸血し、条虫と糸状虫の中間宿主となり...
ウマ(馬)の病気

マシュマロ(ウサギアオイ)中毒症(Marshmallow toxicosis) ~ 馬がウサギアオイという植物を食べることで起こります

マシュマロ中毒症は、馬がウサギアオイ:兎葵(Malva parviflora)という植物を食べることで起こります。植物に含まれるシクロプロペン脂肪酸が馬の脂肪酸β酸化を阻害し、その結果、エネルギーバランスがマイナスになると考えられています。...
昆虫類

ニワトリヌカカ ~ 鶏ロイコチトゾーンを媒介

ニワトリヌカカ(Culicoides arakawae)、雌は黄褐色、体長1.3~1.8mm鶏を好んで吸血し、鶏舎のヌカカの大部分を占めます。春から秋まで発生し、吸血は夜間です。鶏ロイコチトゾーンを媒介します。北海道南部以南に分布します。
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