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胃の疾患

胃の疾患 ~ 胃食滞および胃拡張・胃内の異物

胃食滞および胃拡張(gastric impaction and dilatation)過食した時、または胃内容の十二指腸への後送が妨げられると、胃内容は増加停滞して食滞となる。胃内容が急激に増加すれば、胃壁は拡大して急性胃拡張を発症し、また...
胃の疾患

胃の疾患 ~ 単胃の疾患・検査法

採食・嚥下された飼料は、噴門口ostium cardiacumを経て胃に達し、唾液や胃液と攪拌混合されてある程度消化が進み、幽門口ostium pyloricumを経て十二指腸に送られる。馬、豚、犬などの単胃動物の胃は一個の嚢状をなしている...
食道の疾患

食道の疾患 ~ 特発性巨大食道症・後天性食道アカラジア(食道無弛緩症)

特発性巨大食道症(Idiopathic Megaesophagus(IME)離乳直後あるいはそれ以前の子犬にみられる食道の神経筋疾患の一つで、自然に治癒することが多い。ワイアーヘアードフォックステリアなど特定の品種では遺伝性が疑われています...
食道の疾患

食道の疾患 ~ 食道拡張および食道憩室・食道破裂

食道拡張および食道憩室(Dilatation and Diverticulum of the Oesophagus)食道の全周にわたって拡大したものを食道拡張といい、食道の一部が盲嚢状に膨出したものを食道憩室という。原因:食道の狭窄または梗...
食道の疾患

食道の疾患 ~ 食道狭窄(Stricture of the Oesophagus)

外傷性食道狭窄(traumatic stricture)原因:食道内性の狭窄は損傷後の粘膜の重度の炎症ならびにそれに付随する瘢痕収縮により生ずることが多い。損傷を起こす要因としては、粗造な飼料、骨片などの尖鋭な異物、刺激の強い薬物・化学薬品...
食道の疾患

食道の疾患 ~ 検査法・食道内異物および食道梗塞

食道は頸部、胸部、腹部の3部に大別され、馬では全長125~150cm、牛では90~105cmです。当初は気管の背面を走るが、頸の下部では左側に出て、外部からもその充満の状態がみられる。食道は反芻獣や犬では、全長にわたって横紋筋からなり、反芻...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

リンパ系の疾患 ~ リンパ節炎

リンパ節炎(lymphadenitis)動物体に病原菌や毒素が侵入するときは、血行あるいはリンパ行を介して随所にリンパ節を侵して、リンパ節炎をひこおこしやすいものです。リンパ節炎は、侵入した病原体の種類によって症状を異にし、その経過から大別...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

リンパ系の疾患 ~ 解剖と生理・リンパ管炎

リンパ(lymph)リンパは血液の液体成分が毛細管壁を通過して、組織間隙に滲漏したもので、組織細胞の物質代謝を媒介している。すなわち、リンパはつねに細胞に養素を供給し、一方では、老廃産物を受けて、これを血流中に還流させる。腸管から吸収された...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

血管の疾患 ~ 動脈瘤・動脈撮影

動脈瘤(aneurysm)動脈瘤には外傷性動脈瘤traumatic aneurysmと病的動脈瘤pathologic aneurysmの二つがあります。外傷性動脈瘤:創傷や動脈内注射時における血管損傷の継発症です。損傷部に拍動性血腫が生じ、...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

血管の疾患 ~ 静脈炎・静脈瘤

静脈炎(phlebitis)家畜に多発する静脈炎には、外傷性静脈炎・化学的静脈炎・化膿性静脈炎などがあります。静脈壁の損傷、炎症、変性などの結果、血栓が形成された場合は、これを血栓性静脈炎thrombophle-bitisといい、静脈血栓症...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

血管の疾患 ~ 血栓症および塞栓症

血栓症(血塞)thrombosis血栓症とは、動物体の血管系統内で血液が凝固し、血管腔狭窄または閉塞を生ずる場合をいい、この凝固したものを血栓thrombusと呼びます。血栓症は動脈より静脈において多発し、これを静脈血栓症phlebothr...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

血管の疾患 ~ 解剖と生理・血管の損傷

解剖と生理動脈(artery):内膜は内皮と内皮下層および内弾性板からなり、中膜では輪走筋が厚く発達しています。外膜は中膜をかこむ線維性結合織層で、血管・血管運動神経およびリンパ管が存在する。動脈は心臓を出ると次第に分岐を重ねて毛細血管に移...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

後天性心疾患 ~ 馬の心疾患

馬の心疾患(heart diseases of the horses)馬は、競走馬、乗馬、輓馬、農耕馬などその用役が異なっても、常に労働が要求されるため、心臓機能のすぐれたものが起用されています。不幸にして心疾患が発見された時は、経済的に治...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

後天性心疾患 ~ 豚の心内膜炎・牛の創傷性心膜炎

豚の心内膜炎(pericarditis of the swine)豚に見られる心内膜炎は、一般に疣状心内膜といわれ、病原菌によって心内膜に表在性の疣状病巣を形成したものをいう。二尖弁に発するものが多く、三尖弁や大動脈弁にも見られる。本症は豚...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

後天性心疾患 ~ 犬糸状虫症

犬糸状虫症(canine filariasis)本症は、犬糸状虫Dirofilaria immitisが、犬の心臓や、肺動脈に多数寄生して循環器や呼吸器系の障害をおこし、重度のものでは、死の転帰をとるものが少なくない。従来、日本の犬が短命な...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

後天性心疾患 ~ 犬の心臓弁膜の疾患

犬の心臓弁膜の疾患(acquired heart diseases)家畜の後天性心疾患については、各種動物でかなりの発生をみていますが、ここではその主なものについて記載します。犬の心臓弁膜の疾患(valvular heart disease...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

心臓の疾患 ~ 先天性心疾患

先天性心疾患(congenital heart diseases)家畜における先天性心疾患は、各種動物にみられますが、犬および猫以外のものでは、経済上の理由からほとんど治療の対象とされていない。したがって、ここでは現在もっとも研究され、診療...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

心臓の疾患 ~ 心疾患の主な検査

心疾患の主な検査(ⅰ)血液循環時間blood circulation timeの測定:犬でエーテル法がしばしば用いられる。エーテル0.1mlを前腕頭静脈にすみやかに注入し、呼吸にエーテル臭が現れるまでの時間を測定する。これを腕肺時間といい、...
心臓・血管およびリンパ系の疾患

心臓の疾患 ~ 検査法

検査法心疾患を診断するために、次のような検査法を用います。病歴の把握:心疾患は、どの家畜においても発見されますが、診療にあたっては、犬にもっとも多く見られます。先天性心疾患の場合は、一般に発育が悪く元気の良くないものが多い。また心内雑音が聞...
胸壁、胸膜、縦隔、気管、肺および横隔膜の疾患

横隔膜の疾患 ~ 先天性横隔膜ヘルニア・横隔膜破裂

先天性横隔膜ヘルニア(congenital hernia of the diaphragm)胎生期における発生上の横隔膜の欠損にもとづき、腹腔内の臓器の一部が胸腔や心内膜に逸脱した状態で、内ヘルニアのひとつに数えられる。先天性横隔膜ヘルニア...
胸壁、胸膜、縦隔、気管、肺および横隔膜の疾患

気管および肺の疾患 ~ 肺気腫・肺の腫瘍

肺気腫(pulmonary emphysema)肺気腫は、犬に多く発生し、他の家畜でもみられる。肺が持続的に空気で拡張し、吸気位を取った状態をいう。原因:慢性気管支炎に伴う激しい咳嗽がもとで発症することが多い。犬では糸状虫症の経過中にしばし...
胸壁、胸膜、縦隔、気管、肺および横隔膜の疾患

気管および肺の疾患 ~ 気管虚脱または扁平気管・気管狭窄

気管虚脱または扁平気管(tracheal collapse)この疾患は犬にみられ、とくに壮・老齢で、肥満型の小型犬に多く発見される。気管虚脱という症候群の多くは、気管が頸部の中頃から胸廓入口付近にわたって、背腹方向から圧迫されたように狭窄し...
胸壁、胸膜、縦隔、気管、肺および横隔膜の疾患

胸膜および縦隔の疾患 ~ 膿胸

膿胸(pyothorax(empyema thoracis))胸膜腔内に膿汁の貯留した疾患で、臨床的には、肺病巣や胸壁および縦隔など近接する器官の炎症性変化が胸膜に波及しておこる。とくに猫および犬に多くみられ、気管支拡張症の穿孔波及や肺炎の...
胸壁、胸膜、縦隔、気管、肺および横隔膜の疾患

胸膜および縦隔の疾患 ~ 胸膜炎および縦隔炎

胸膜炎および縦隔炎(pleurisy(pleuritis)and mediastinitis)胸膜と縦隔(膜)は比較的脆弱な漿膜で、さまざまの原因によって容易に炎症を発生する。一般に漿液性滲出物がないかまたはごく少ないものは、乾性胸膜炎(縦...
胸壁、胸膜、縦隔、気管、肺および横隔膜の疾患

鬐甲部の疾患 ~ 鞍傷

鞍傷(sitfast)本症は、馬の受鞍部における皮膚および皮下織の挫傷性の損傷で、乗馬および輓馬に多発。原因:鞍具の長時間にわたる持続的圧迫・鞍具の構造不良・装鞍失宣・積載法の不正、乗御失宣、馬匹の体形不良(鬐甲部の過高・過低・鯉背・平助・...
胸壁、胸膜、縦隔、気管、肺および横隔膜の疾患

前胸部の疾患 ~ 胸腫

胸腫(anticor)胸腫とは、肩端および前胸部に発した腫瘤を総称していい、馬に多く発生する。一般に前胸部の腫瘤は前胸腫anterior anticorと呼ばれ、また肩端部のものは肩腫shoulder lumpといわれます。原因胸腫といわれ...
胸壁、胸膜、縦隔、気管、肺および横隔膜の疾患

胸壁、胸膜、縦隔、気管、肺および横隔膜の疾患 ~ 胸壁の損傷・挫傷・肋骨瘻および胸骨瘻

胸壁の損傷胸壁に発生する損傷・創傷および挫傷には、その症状および予後についてそれぞれまったく異なったものがあるから、診療上とくに慎重に取り扱う必要があります。創傷(wound):胸壁の創傷は、不透創および透創に分けて理解する必要がある。不透...
胸壁、胸膜、縦隔、気管、肺および横隔膜の疾患

胸壁、胸膜、縦隔、気管、肺および横隔膜の疾患 ~ 胸部の検査法・開胸手術法

胸部の検査法胸部の疾患を診断するためには、胸壁や前胸部に発生するもの、および胸腔内臓器の疾患の有無について、種々の角度から検査しなければなりません。胸壁や前胸部の体表における損傷や血腫、粘液嚢炎、瘻孔、腫瘍などは視診や触診などの一般検査で診...
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