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骨の疾患

骨端の外傷性異常 ~ 骨端(線)の骨折-分離 ~ 骨端の裂離骨折 ~ 犬の裂離骨折

骨端の外傷性異常(traumatic disorders of the epiphysis) 骨端の損傷によっておこる疾患で、その主なものに骨端(線)の骨折-分離と骨端の裂離骨折があります。骨端(線)の骨折-分離(fracture-sepa...
骨の疾患

骨端の炎症性変化(inflammatory) ~ 橈骨と尺骨の骨端軟骨線の未熟閉鎖(premature closure of the radial and ulnar epiphysis)

骨端の炎症性変化骨端の炎症性変化は、未成熟動物の橈骨と尺骨の骨端におこることが多い。橈骨と尺骨の骨端軟骨線の未熟閉鎖本症は幼犬に発する。原因は橈骨または尺骨の骨端の損傷により骨端炎がおこり、その結果、骨端軟骨線の異常閉鎖を生じて彎曲性変形を...
骨の疾患

骨端の異常(Diseases of the Epiphysis) ~ 犬に多く、ときに馬や猫にも見られる

骨端の異常には、遺伝性異常や、先天性異常および若年期にみられる骨端の発育障害、ならびに骨端の炎症性変化や外傷性異常があります。これらの異常は犬に多く、ときに馬や猫にも見られます。骨端の発育障害(hereditary abnormalitie...
骨の疾患

骨髄炎(osteomyelitis) ・骨の炎症の治療法 ~ 骨髄炎は血行性にあるいは隣接感染によるものが多い

骨髄炎について骨髄炎は血行性に、あるいは隣接感染によるものが多く、開放性骨折の場合にも発生します。化膿性骨髄炎では、骨内に膿瘍abscessが形成される。牛の下顎骨に発生する放線菌病の場合は病変は顎にのみ限局されて、他の骨の感染はきたさない...
骨の疾患

骨膜炎(Periostitis) ~ 外傷性の骨骨膜炎において骨瘤を形成する

骨膜炎について外傷性の骨骨膜炎において骨瘤(exostosis)を形成します。大なり小なり骨の急性、あるいは慢性の炎症像を呈し、熱感・疼痛および腫脹を認め、四肢においては跛行を特徴とします。病変がもし腐敗性であれば、炎症症状は非常に急性です...
骨の疾患

骨炎(ostitis) ~ 家畜には種々の骨炎が発生します

骨炎について家畜には、種々の骨炎が発生します。はじめから慢性にくることもあり、急性病巣から慢性に転化することもありますが、多くは骨を被う軟部組織の損傷、あるいは炎症から発生します。壊死桿菌Fusobacterium necrophorumに...
骨の疾患

骨の炎症(Inflammation of Bone) ~ 骨の感染は骨炎、骨膜炎、骨髄炎をひきおこす

骨の炎症について骨の感染は骨炎、骨膜炎、骨髄炎をひきおこしますが、炎症は骨膜、ハーヴァース管、フォルクマン管、骨髄腔の血管に富む結合組織に限定して発生します。これらの血管は互いに密に吻合しているため、炎症が骨、骨膜、骨髄のいずれかに限局され...
骨の疾患

骨挫傷(Contusion of Bone) ~ 多くは表在性の骨に強い鈍性の外力が作用しておこる

骨挫傷の原因多くは表在性の骨に強い鈍性の外力が作用しておこるもので、骨質や骨膜のみならず、皮膚、皮下などにも挫傷が生ずることが多い。骨挫傷は一般に四肢の下端、顔面などにおいて発しやすい。症状:骨の挫傷における病変は、とくに骨膜にかぎられるこ...
骨の疾患

鎖骨遺残(persistent clavicula)・多指症(polydactylia and dewclaw)

鎖骨遺残鎖骨は、人や猿ではよく発達し、S字状を呈し、両端が胸骨把柄と肩甲骨の肩峰に連結しています。鶏は、両側鎖骨が腹端で癒合し、V字形の癒合鎖骨を形成している。しかし、馬、反芻獣、豚では、その存在を欠く。犬、猫では、筋肉(上腕頭筋、浅胸筋の...
骨の疾患

骨の先天性異常 ~ 脊椎短小(short spine)・脊椎彎曲症(kyphoscoliosis)・肋骨欠如(absence of a rib)

脊椎短小日本犬に多いといわれますが、他の犬種にも見られます。頭および四肢はほぼ正常にもかかわらず、先天的に脊椎全体が著しく短縮し、短頸や短尾をともなうものが多い。この種の症例では、脊椎の不正適合および側彎、腹彎あるいは背彎を呈し、また椎骨の...
骨の疾患

骨の先天性異常(Congenital Abnormalities of Bone) ~ 脊椎の先天性異常(cogenital abnormalities of the spine)

骨の先天性異常について家畜における骨の先天性異常には、胎生期に胎児の骨端軟骨が病的状態のために軟骨の増殖が止まり、あるいは不十分となって四肢の萎縮や彎曲を招くものがあり、これを胎生性軟骨異栄養症(chondrodystrophia foet...
骨の疾患

骨の連結(junctiva ossium)・不動結合(synarthrosis)・可動結合(diarthrosis)

骨の連結骨は互いに連結して骨格を形成しますが、骨の連結には不動結合と可動結合の様式がある。不動結合骨と骨との間に結合物質がつまり、両者の間に腔間を有しないもので、可動性がないか、あるいはあってもきわめて小さい。結合物質の性質によって次のよう...
骨の疾患

軟骨質(cartilaginous substance) ・骨髄(bone marrow)・骨膜(periosteum)

軟骨質骨の関節面と成長線に存在します。前者は関節軟骨articular cartilageであって関節面をおおい、弾性の緩衝帯を形成して摩擦を防ぎます。後者は骨の長軸方向への成長をつかさどるもので、長管骨においてはこれを骨端軟骨epiphy...
骨の疾患

骨の疾患(Diseases of Bone) ~ 骨質(bony substance)

骨は靭帯および軟骨とともに骨格を構成し、諸器官を被覆保護し、四肢にあっては支柱の役をはたします。したがって、骨はきわめて強靭な組織からなり、圧迫や牽引によっては容易に破折しません。骨はその存在する場所によってそれぞれ一定の形を呈していますが...
腱鞘および粘液嚢の疾患

飛綱軟腫(跟骨軟腫)bursitis calcanei subtendinea

飛綱軟腫について浅趾屈筋は飛節直上においてアキレス腱と交叉しますが、その部に緊張が加わると、浅屈腱下の粘液嚢に慢性滑膜炎がおこり、脛骨下端とアキレス腱との間の凹所に両側性の腫脹が発生します。初期には跛行することがありますが、後に消失します。...
腱鞘および粘液嚢の疾患

飛端腫(capped hock) ~ 馬の踵骨隆起部に発生する皮下粘液嚢および皮膚の腫脹

飛端腫について馬の踵骨隆起部に発生する皮下粘液嚢および皮膚の腫脹で、まれには牛、犬にも発生します。原因:通常は馬房の壁を蹴って生ずる踵骨部皮下粘液嚢の挫傷によるもので、急性漿液性、慢性、化膿性などの区別がありますが、慢性の経過をたどって波動...
腱鞘および粘液嚢の疾患

転子粘液嚢炎(trochanteric bursitis) ~ 大腿骨大転子の殿筋付着部において、大転子と中殿筋腱状部との間にある転子粘液嚢の炎症

転子粘液嚢炎大腿骨大転子の殿筋付着部において、大転子と中殿筋腱状部との間にある転子粘液嚢の炎症で、牛、馬によくみられます。原因:硬地上の転倒、打撲、激突、圧迫あるいは筋・腱の激伸によって発生します。症状:大転子付近に帯痛性の腫脹を示し、圧痛...
腱鞘および粘液嚢の疾患

膝関節の粘液嚢炎(bursitis of the stifle joint)

膝関節の粘液嚢炎について膝関節部には膝蓋前粘液嚢、膝蓋下粘液嚢、大腿二頭筋粘液嚢などがありますが、後二者に粘液嚢炎が発生しやすい。大腿二頭筋粘液嚢炎(bursitis bicipitalis)牛の膝関節外側に発生する慢性の腫瘤で、牛臥腫Li...
腱鞘および粘液嚢の疾患

膝瘤(knee boil or capped knee) ~ 主として持続性の挫傷によって発する

膝瘤本症は【膝瘤】とはいってもいわゆる【前膝(手根部)】の疾患の一つで、主として持続性の挫傷によって発します。腕関節前面の皮下粘液嚢炎の結果、水瘤(水滑液嚢腫hygroma)あるいは肥厚硬結を生じたものです。牛に多く見られ、馬では稀れです。...
腱鞘および粘液嚢の疾患

肘腫(capped elbow) ~ 肘腫は馬にしばしば発し、また犬にも見られます

肘腫について肘腫は馬にしばしば発し、また犬にも見られます。肘頭にある皮下粘液嚢の炎症で、つねに粘液嚢周囲炎および周囲組織の肥厚を伴います。原因:肘頭に対する挫傷の反復あるいは圧迫の持続が主な原因です。すなわち、前肢を折り曲げて伏臥する場合に...
腱鞘および粘液嚢の疾患

棘下筋粘液嚢炎・鬐甲腫および鬐甲瘻

棘下筋粘液嚢炎(infraspinous bursitis)棘下筋は上腕骨大結節に付着して、上腕の外転と回外をつかさどります。跳躍、滑走、交配時に種雄馬が雌馬から降りる時に生ずる困難などによって、腱と大結節との間にある粘液嚢に炎症がおこりま...
腱鞘および粘液嚢の疾患

胸骨柄粘液嚢炎・結節間粘液嚢炎 ~ 輓馬に発する挫傷性疾患

胸骨柄粘液嚢炎(inflammation of the presternum bursa)本症は、結節間粘液嚢炎とほぼ同様の原因によって、輓馬に発する挫傷性疾患です。胸骨柄粘液嚢は、肩甲関節の高さにおいて胸骨柄manubrium stern...
腱鞘および粘液嚢の疾患

粘液嚢炎(bursitis)・項腫および項瘻(atlantal bursitis and poll evil)

粘液嚢炎(馬・牛の疾患・どの疾患も基本的には同じ、発生する部位が異なる)粘液嚢は摩擦防止の役を演ずるものであるから、外部から異常な機械的刺激が加えられると、炎症(滑膜炎Synovitis)をおこして内部の貯留液が増加し、粘液嚢は拡大する。し...
腱鞘および粘液嚢の疾患

足屈腱鞘腱鞘軟腫(サラピン)・飛節下伸腱軟腫・長趾伸筋腱鞘軟腫

足屈腱鞘腱鞘軟腫(サラピン)chronic synovitis of tarsal sheath, thoroughpin深趾屈筋のうち、長母趾屈筋M.flexor hallucis longusと後脛骨筋M.tibialis poster...
腱鞘および粘液嚢の疾患

球節後面の屈腱鞘の炎症(inflammation of flexor tendon sheath in the fetlock)

球節後面の屈腱鞘の炎症球節後面の指屈腱鞘は、中手骨後面の下1/3から球節後面を通過し、第二指骨後面におよんでいます。馬、特に競走馬にこの炎症を見ることが多い。原因:過激な運動による腱鞘の激伸によって発生します。しかし原因が明瞭でない場合もあ...
腱鞘および粘液嚢の疾患

腕関節腱鞘軟腫(tendon galls of the carpus) ~ 本症には屈腱の腱鞘軟腫と伸腱のそれとがある

腕関節腱鞘軟腫本症には、屈腱の腱鞘軟腫と伸腱のそれとがあります。前者は手根関節(腕関節)後面の深および浅屈腱を含む腕屈腱鞘carpal sheathに発し、腕弓水腫galls of the knee-bowともよばれます。後者は総指伸筋、橈...
腱鞘および粘液嚢の疾患

腱鞘炎(tendovaginitis) ~ 腱鞘炎は馬に発生することがもっとも多い

腱鞘炎腱鞘炎は馬に発生することがもっとも多い。牛では輓曳に使われる役牛に発生します。舎飼の牛におこる場合は、伝染性疾患に随伴するものです。豚、犬、猫ではまれです。屈腱の腱鞘の発病するものが多く、かつ伸腱の腱鞘に発するものよりも、その予後につ...
腱鞘および粘液嚢の疾患

腱鞘および粘液嚢の疾患(Diseases of Tendon Sheaths and Bursae)

腱鞘および粘液嚢の疾患(解剖と生理)腱鞘tendon sheathと粘液嚢(滑液嚢)bursa mucosaは、互いによく似た構造をもっています。外層は線維層、内層は滑液層といわれ、いずれも非常に薄い膜で、内腔には滑液層から分泌されるわずか...
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