自律神経節遮断薬(ganglion blocking agents)
自律神経節のアセチルコリン受容体で特異的な競合的拮抗作用を示す一群の薬物がある。
ヘキサメトニウム(hexamethonium,C6)
2個の四級アンモニウムが約9Å離れて存在する化合物であり、有機溶媒には溶けない。
経口投与では吸収されず注射しても脳脊髄には分布しない。
薬理作用
神経節のニコチン受容体(Nn)に特異性があり、競合拮抗的遮断作用を示す。
神経筋接合部のNm受容体には作用しない。
中枢性の自律神経緊張では血管系への交感神経支配が特に強いので、C6投与によって著しい体位性低血圧を生じて起立不能になる。
臨床応用
医学領域では極めて重症の高血圧患者に用いる。
家畜への応用はない。
テトラエチルアモニウム(tetraethylammonium. TEA)
ヘキサメトニウム類似薬です。

