条虫類

スポンサーリンク
条虫類

豚嚢虫症(症状・予防) ~ 発熱、発育障害、食欲不振、嚥下障害、腹部膨満、呼吸困難、跛行、運動障害などが一般的な症状

高度寄生を除いて多くは症状は不明です。発熱、発育障害、食欲不振、嚥下障害、腹部膨満、呼吸困難、跛行、運動障害などが一般的な症状です。寄生部位によっては症状を異にし、眼瞼、結膜下織、舌への寄生では限局性腫瘤を認め、脳内寄生によっててんかん、精...
条虫類

包虫症(症状・予防) ~ 主なる部位が肝臓と肺なのでこれらの臓器障害が現れます

症状は包虫の占居臓器、大きさ、数によって異なりますが、主なる部位が肝臓と肺であるから、これらの臓器障害が現れます。包虫が肝臓に形成されて症状をみるものが、肝包虫症です。肝臓は著しく腫大し、表面は凹凸不整となり、内腔の分岐した包虫がみられ、腔...
条虫類

共尾虫症(症状・予防) ~ 感染後1~3週間に体温上昇、脳膜炎、脳炎の症状をみることがあります

感染後1~3週間に体温上昇、脳膜炎、脳炎の症状をみることがあります。嚢虫が発育して中枢神経を圧迫するようになり、感染後6~8ヵ月にかけて、進行性の神経症状が現れます。症状は嚢虫のおおきさや占居部位によって異なります。脳症状は特徴的であり、強...
条虫類

細頸嚢虫症(症状・予防) ~ 子豚、子羊、子牛などに多数感染をみると、肝嚢虫症がみられ、肝障害、急性腹膜炎から、抑うつ状態、食欲不振、衰弱、腹水などの症状がみられる

軽度感染では病害もわずかであり臨床上問題となりません。一般にと畜場で検出されます。子豚、子羊、子牛などに多数感染をみると、肝嚢虫症(hepatic cysticercosis)がみられ、肝障害(急性外傷性肝炎)、急性腹膜炎から、抑うつ状態、...
条虫類

牛嚢虫症(症状・予防) ~ 主要症状は採食・嚥下障害、運動障害、呼吸困難、心筋寄生から心不全など

多くの感染牛は生前にほとんど症状がなく、剖検後にはじめて寄生を知るのが実態であり、臨床状問題になることはほとんどない。重度の感染によって特殊な組織に多数寄生すれば症状が現れます。しかし、数万個の寄生でも無症状のものもあるといわれています。主...
条虫類

家禽(鶏・ウズラ)の条虫症(症状・予防) ~ 重度寄生において、特に幼雛では症状が激しい

家禽には真条虫類だけが寄生し、二葉類はみられない。分類学的にはダベン条虫、膜鱗条虫科、二孔条虫科に属します。症状は、寄生数、鶏の年齢、栄養状態により異なりますが、軽度寄生であれば、通常は症状が乏しいか見られません。重度寄生において、特に幼雛...
条虫類

猫の条虫症(症状・予防) ~ 多数寄生で、特に幼猫においては慢性腸炎などの症状が認められる

健康な成猫では一般に激しい症状を表すことはありません。しかし、多数寄生で、特に幼猫においては、慢性腸炎の結果、食欲不振、下痢、便秘、削痩、発育不良、被毛不良、搔痒感などの症状が認められます。きわめてまれにはてんかん様の全身痙攣、視力障害を伴...
条虫類

犬の条虫症(症状) ~ 元気なく抑うつ状態、食欲不振、ときに亢進する

症状の発現は寄生の程度、動物の年齢や状態によって異なります。一般に健康な成犬では無症状に経過するものが多く、明瞭な症状をみることは少ない。多数寄生によって子犬や健康状態の悪い個体では症状が現れます。条虫症の症状は一般に漠然としており、元気な...
条虫類

反芻獣の条虫症(症状) ~ 幼獣、特に6ヶ月齢以下のものには被害が大きい

拡張条虫はめん羊、山羊に、ベネデン条虫は牛に主として寄生が見られます。Moniezia属条虫の寄生では、成獣には明瞭な症状をみないが、幼獣、特に6ヶ月齢以下のものには被害が大きい。拡張条虫の寄生は1・2歳齢に集中しており、それ以上の年齢には...
条虫類

馬の条虫症の症状 ~ 寄生率は幼齢馬、特に放牧子馬に高い

軽度寄生では一般に無症状ですが、重度寄生によって食欲不振、抑うつ、消化障害、貧血、削痩、栄養不良、間歇性疝痛、血液が混じった粘液便の排泄がみられます。また、後軀障害をみることもあります。稀ですが、盲腸破裂の原因になったり、また腸穿孔による腹...
条虫類

小形条虫 ~ ネズミとヒト(幼児)の小腸に寄生

小形条虫(Hymenolepis nana)、虫体は10~25 x 0.5~1.0mmの小形の条虫で体節数は約200個、頭節に小鉤のある額嘴があります。虫卵は44~53 x 37~44㎛、六鉤幼虫は24~25 x 21~27㎛ネズミとヒト(...
条虫類

縮小条虫 ~ 本来、ネズミに寄生しますが、ヒト、特に幼児の小腸に寄生

縮小条虫(Hymenolepis diminuta)、膜麟条虫科に属し、虫体は20~30cm x 3~4mm、片節数が600~1,300個の条虫です。頭節は小さい。虫卵は球形、径60~80㎛で帯黄色、六鉤幼虫は径28~36㎛、本来、ネズミに...
条虫類

無鉤条虫 ~ ヒトの小腸、十二指腸末部より約50cmのところに寄生

無鉤条虫(Taenia saginata)、虫体は4~14(平均7.7)m x 12~14mm、片節数は約2,000個に達する非常に大形の条虫です。頭節には小鉤はなく、また老熟片節の子宮分枝数が15~50本で多いことなどによって前種(有鉤条...
条虫類

有鉤条虫 ~ヒトの小腸に寄生

有鉤条虫:テニア・ソリウム(Taenia solium)、条虫科に属する非常に大形の条虫で、体長2~8m、体幅7~8mm、体節数は、800~900個に達します。頭節は球状で、額嘴には25~50個(平均26~28個)の小鉤が2列に並びます。成...
条虫類

ウズラ条虫 ~ ウズラの小腸上部(空腸)に寄生

ウズラ条虫:メトロリアステス・コトルニクス(Metroliasthes coturnix)、二孔条虫科に属し、虫体の体長は50~200mm、成熟片節は長さ0.8~1.5mm、幅、0.85~3mmです。老熟片節には2個のほぼ円形のおおきな副子...
条虫類

楔形条虫 ~ 鶏の小腸上部、特に十二指腸に寄生

楔形条虫:アメボタニア・スフィノイデス(Amoebotaenia sphenoides)、二孔条虫科に属する非常に小形の条虫です。全形が楔(くさび)形で、体長2~4mm、体幅1mm以下。著しく横に長い13~24個の片節からなります。小腸に寄...
条虫類

鶏膜様条虫 ~ 鶏、七面鳥、ウズラの小腸に寄生

鶏膜様条虫(Hymenolepis(Weinlandia)carioca)、膜麟条虫科に属し、虫体が90~120 x 0.5~1.2mmの細い条虫です。頭節は非常にちいさい。額嘴は楕円形で小鉤がない。老熟片節には虫卵を1個ずつ含んだ11~1...
条虫類

橿原条虫 ~ 鶏などに寄生する

橿原条虫:ライリエティナ・カシワレンシス(Raillietina (Paroniella) kashiwarensis)、虫体は200~300 x 2~3mm、大形の条虫で、頭節は小さい。額嘴に2列の小鉤が環状に並びます。頸部と頭節の太さの...
条虫類

有輪条虫 ~ 鶉鶏目などの回腸に寄生します

有輪条虫(ライリエティナ・セスティシルス:Raillietina cesticillus)、虫体は、90~160 x 1.5~2.5mm、片節数は400~500個。頭節は大きく肉眼でも認められます。その先端に本種特有の大形の額嘴があり、そこ...
条虫類

棘溝条虫(結節条虫)~ 鶏をはじめ鶉鶏目の鳥類の回腸に寄生します

棘溝条虫(結節条虫)(ライリエティナ・エヒノボトリダ:Raillietina echinobothrida)、前種(方形条虫)に似て大形で、虫体は250~300 x 2~4mm、頭節はおおきく肉眼でも認められます。額嘴上の鉤は2列です。老熟...
条虫類

方形条虫 ~ 鶏をはじめウズラ、クジャク、七面鳥、その他の鶉鶏目の鳥類で、小腸(おもに回腸)に寄生

方形条虫(ライリエティナ・テトラゴーナ:Raillietina tetragona)、ダベン条虫科に属し、虫体は250~335 x 2~4mm、片節数500~600個、頭節は非常に小さく、先端に半球形の額嘴があり、そこに1列の小鉤が環状に生...
条虫類

猫条虫 ~ ネコ科とイタチ科の動物の小腸に寄生します

猫条虫(Taenia taeniaeformis)、本種も条虫科に属しますが、額嘴が明らかで鉤がおおきいこと、吸盤が突出すること、頸部がなく頭節の直後から片節がはじまること、嚢虫が帯状で片節嚢尾虫という特殊の型であることなどから、Hyda-...
条虫類

多包条虫 ~ 犬とキタキツネの小腸上部に寄生します

多包条虫(Echinococcus multilocularis)、前種(単包条虫)に似ていますが、より小形(体長1.5~4.5mm)で片節は2~5個(多くは4個)です。虫卵は30~40 x 28~39㎛で、イヌ科、ネコ科の動物の小腸上部に...
条虫類

単包条虫 ~ 主にイヌ科(特に犬)の動物の小腸に寄生します

単包条虫(Echinococcus granulosus)、頭節に額嘴があり、そこに2列の鉤がある点ではTaenia属と同じですが、成虫がきわめて小形(1cm以下)であり、全片節が4~5個しかなく、幼虫形である嚢虫が包虫である点でEchin...
条虫類

連節条虫 ~ 犬、キツネ、ジャッカルなどイヌ科動物の小腸に寄生

連節条虫(テニア・シリアリス:Taenia serialis)、虫体は20~75 x 3~5mm、成熟片節は長さより幅が大きく、8~16 x 3~5mm、その他の特徴は、Taenia属の他のものと同じですが、嚢虫の構造からMulticeps...
条虫類

多頭条虫 ~ イヌ科動物の小腸に寄生

多頭条虫(Taenia multiceps)、嚢虫は共尾虫であることから別属Multicepsに入れられることがありますが、成虫は他のTaenia属のものと区別できるほどの特徴をもたないので本属に入れられます。虫体は40~100cm x 3...
条虫類

胞状条虫 ~ 犬、オオカミ、キツネ、猫、テンなどの小腸に寄生します

胞状条虫(Taenia hydatigena)、条虫科に属し、体長75~500cm、体幅5~7mm、片節数は600~700個、前種(豆状条虫)と同様に頭節の額嘴に大小2種の鉤があります。ストロビラの側縁は鋸歯状でなく、平滑です。虫卵は球形に...
条虫類

豆状条虫 ~ 犬科と猫科の動物の小腸に寄生します

豆状条虫(Taenia pisiformis)、条虫科に属します。虫体は30~200cm x 4~7mm、片節数は約400個、Taenia属の種では、頭節前端にある額嘴に大小2種の鉤が2列にロゼット状に配列します。老熟片節のおおきさは、10...
スポンサーリンク