クレブシエラ・ニューモニエは、グラム陰性の桿菌で、日本では肺炎桿菌とも呼ばれます。口腔や腸管における常在菌で、環境中からも検出されます。
しばしば呼吸器感染症、尿路感染症などを引き起こし、弱毒菌ですが、菌交代現象を起こし、感染症を引き起こし問題となります。
クレブシエラ種は水、土壌、動物などの自然界に遍在しており、医療機器や医療環境に定着する可能性があります。
薬剤感受性:クレブシエラ・ニューモニエ(K.pneumoniae)は、ヒトへの感染数の増加や抗生物質に耐性を持つ株の増加により、近年注目されています。
クレブシエラ属はアミノグリコシド系薬剤、フルオロキノロン系薬剤、テトラサイクリン系薬剤、クロラムフェニコール系薬剤、トリメトプリム/スルファメトキサゾール系薬剤に耐性を示すことが知られています。
発見された場所:クレブシエラ・ニューモニエは、口腔内、皮膚、環境(特に土壌)や正常なヒトや動物の細菌叢の至る所に自然に生息しています。
また、クレブシエラ・ニューモニエは、乳牛の感染源となっていた木材製品の一般的な汚染物質であることが報告されています。
分類
目:エンテロバクター目(Enterobacteriales)
科:腸内細菌科(Enterobacteriaceae)
属:クレブシエラ(Klebsiella)
宿主
●牛
関連疾患
●卵黄嚢感染症
●卵黄腹膜炎
●耳の感染症

