ヨウシュトリカブト(Aconitum napellus) は、直立した塊根の草本の多年生植物です。
主に北半球の山岳地帯に自生しています。ヨウシュトリカブトの花は濃青紫色で、6月から8月に咲きます。
花は5枚の萼片から構成されており、下側に2枚の下萼片が、中部に2枚の側萼片が左右から、そしてその上に烏帽子型の頂萼片があります。
強毒を持つものの、かつてはヨウシュトリカブトの葉と根から作られ、心臓および呼吸器の鎮静剤として処方されていました。
有毒成分
ヨウシュトリカブトは多くのアルカロイドを含み、特にアコニチン(aconitine)を含むため、家禽類には猛毒です。その他、14種類以上のアルカロイドが確認されており、メサコニチン(mesaconitine)、ジェサコニチン(jesaconitine)、ヒパコニチン(hypaconitine)、デオキシアコニチン(deoxyaconitine)などが含まれます。
少量でも摂取すると、数分以内に顕著な症状が現れます。致死量を摂取した場合、通常6時間以内に死亡します。初期症状は消化器系ですが、心臓への影響により心拍数が低下し、それが死因となることが多い。
また、ヨウシュトリカブトとの直接の接触によっても毒素が移行することがあります。これは、アコニチンの毒素が皮膚から吸収されやすいためです。
症状
下痢
振戦
心不全
痙攣
死亡

