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一酸化炭素(carbon monoxide) ~ 家畜では密閉畜舎内での事故例が時にある

一酸化炭素 呼吸器循環・体液平衡

 
 
一酸化炭素は吸入されると容易に血中に入り、ヘモグロビン(Hb)と結合してカルボキシヘモグロビン(HbCO)を形成する。
 
 
その結果、酸素の結合できるHb量が減少して組織への酸素運搬が障害される。
 
 
HbとCOとの結合力は強く、Hbと酸素との結合力の200倍です。
 
 
空気中の酸素濃度は約20%であるから、空気中のCO濃度が0.1%のような低濃度でも、その空気を吸入した時の平衡点では血中のHbO₂とHbCOが同じ濃度になる。
 
 
平衡に達するまでの時間が短いのでCOは低濃度でも危険です。
 
 
CO中毒の症状は、HbCOの飽和度で決まり、30%以上では頭痛や目まい、50%以上では昏睡、痙攣が認められ、60~80%に達すると死亡する。
 
 
HbCOは桜赤色であるからCO中毒では静脈血も桜赤色になる。
 
 
COとHbの結合は可逆的であるから、中毒症状は新鮮な空気の吸入によって消失してゆく。
 
 
家畜では密閉畜舎内での事故例が時にある。

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