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亜酸化窒素(nitrous oxide,笑気) ~ 麻酔力の強い他の麻酔薬と混合して用いる

亜酸化窒素 中枢神経系

 
 
無色、甘味臭のある気体で引火性・爆発性はない。麻酔の専門家は単にガスと呼んでいる。
 
 
麻酔力は弱く、高濃度(85%)の吸入によっても麻酔期第一相までしか進行しない。
 
 
高濃度では酸素欠乏症になるので30%以上の酸素を混入する。
 
 
亜酸化窒素70%、酸素30%の混合気では麻酔期に入ることは困難であるが、維持濃度としては用いることができ、犬を72時間にわたって安全に麻酔したとの報告もある。
 
 
麻酔導入期に得られる鎮痛作用は比較的強いが筋弛緩作用は殆ど認められない。
 
 
循環・呼吸器系への副作用は最小限です。
 
 
亜酸化窒素は全身麻酔に単独で用いられることは稀で、麻酔力の強い他の麻酔薬と混合して用いる。
 
 
例えばハロタン混合法(GOF,gas, oxygen and fluothane)とかエーテル混合法(GOE,gas, oxygen and ether)で用いる。
 
 
亜酸化窒素を用いる他の方法として短時間作用バルビツレート、ケタミン、フェンタニル・ドロペリドールを前投与してから用いることもある。
 
 
この目的に用いる亜酸化窒素50%、酸素50%の配合剤もある。

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