
●ブラーマ(Brahma)
インドのブラマプトラ河の流域の原産。1846年にアメリカに、1853年にイギリスへ輸入され、そこで肉用種として改良されました。
一時は、かなり飼われましたが、もともと成鶏を肉用にするニワトリであったので、近年のブロイラー産業の発達に伴わない、能率では到底かなわず、白色コーニッシュの全盛時代となり、本種は衰微の一途をたどっています。
ブラーマの詳細
冠は3枚冠、羽色は淡色とバフ色とがあります。皮膚と脛の色は黄色、羽毛が多く、脚毛があります。体格は巨大で、成体重は、雌3.6kg、雄4.5~5.0kg。
能力
産卵数は、年100個くらい、晩熟で初産まで270日かかります。卵殻は赤色。
分布
原産地付近および東南アジア一帯に分布していますが、その数は少ない。しかも、純粋種でなく、本種の血液が入っているという程度のものが多い。
本邦にも輸入されたことはあるが、現在はいないまたは少ない。

●ランシャン(Langshan)
中国大陸北部原産の肉用種。1862年にイギリスに輸入されて、改良されました。その輸入もとの地方がランシャン地方であったといわれています。
ランシャンの詳細
単冠、羽毛は白、黒、赤などいろいろありますが、黒が多い。黒は光沢のある緑黒色です。
能力
性質温順で棚飼いに適する。晩熟、卵重は約35g、成体重は雌2.6kg、雄3.2kg
分布
イギリス、アメリカに少数残っている以外は、原産地付近に雑種が残っているくらいです。本邦にも明治2年(1888)に輸入されたことがありますが、現在はみられない。

●サセックス(Sussex)
イギリス原産の卵肉兼用種。羽毛の淡色のものをライト・サセックス(Light Sussex)といい、特に有名です。
サセックスの詳細
単冠、羽毛は淡色のもののほかに、赤褐色のものがあります。頸と尾部が黒く、いわゆるコロンビア斑を呈します。皮膚と脛は白色、体格はやや大型で、成体重は雌3.0kg、雄4.0kg
能力
産卵数は年、130~140個
分布
イギリス以外、あまり飼育されていない。本邦に輸入されたことはありますが、現在はいないと思われます。

