カンムリセイラン Crested Argus

カンムリセイラン
カンムリセイラン



此の鳥は日本の鳳凰の原形だと言われている鳥で、支那ででも霊鳥として取り扱われました。


原産地は安南、マレーですが、現在は飼っている人はいない様です。


1924年に初めて欧州に参り、ジャン・デラクール博士の処で飼われ、また繁殖もされました。


デラクール博士は日本の鷹司信輔博士に一つがいを送られたが、それが繁殖し、1929年に5羽の雛を孵された事が英国の飼鳥誌エイビカルチュラルマガジンに載っております。


此の鳥は尾が特に大きく長く立派です。


頭はセイランと異なり、殆ど羽で覆われていて、見事な羽冠は首筋から上顎に及んでいます。羽色は全身黒褐色の地味な鳥です。


嘴はピンクで、脚は褐色です。卵は孵化に25日を要し、桃色の強いバフ色です。


大きさは平均6.5cm x 4.6cmで、紫色を帯びた褐色の細かい斑点があります。安南の原始林の中におり、平地から1,500m位迄の山にいます。禽舎では割り合い落ち着いて人を恐れないようです。


此れを禽舎で飼うには大きい禽舎で、巣箱は地面よりも高処に吊るす方が良いとデラクールは言っています。


1クールに2個卵をするのですが、自家抱卵を致します。


餌は市販の雉用ペリットに、果実や生餌などを与えます。
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