
(写真は他サイトからの借り物ですが、自宅庭やその周辺に出没する疥癬タヌキは写真の個体とそっくりです)
禿げタヌキ(疥癬タヌキ)が庭に出没
1~2年くらい前から野生のタヌキが自宅周辺の住宅地で見掛けるようになって、夜間に自宅庭で鶏の餌であるくず米を食べにちょくちょく出没していました。
地元のタヌキは、本来干拓地の土手周辺の草むらに居たんですが、法面の草むらが全てコンクリートへと置き換わり住宅地周辺に住処を移したものと思います。
当時は毛もフサフサのタヌキだったのですが、疥癬症に罹っているようで酷い脱毛状態、まるで象の皮膚のようになっています。しかも明るい時間にウロウロしていますし、疥癬は犬や猫にも感染るので、早めに対策した方が良いですね。
疥癬タヌキが死亡に至る経緯

疥癬に罹患 ⇒ 非常に痒いので掻き毟り皮膚から出血 ⇒ 二次感染により死亡
疥癬に罹患 ⇒ 失明する ⇒ 餌が捕れなく次第に衰弱 ⇒ 死亡
家の者はいらんことすんなと言いますが、、いやするね。
追い払っても追い払っても来るんだし…
薬剤さえ投与できれば治るんで、ペットの犬や猫が疥癬に感染しないように治療した方が良い…
治療にはイベルメクチンを投与するのですが、タヌキってフィラリアに感染していることが多いらしいく(ほとんどのタヌキが感染していると考えてイイと思う)フィラリアに感染している状態でイベルメクチンを投与すると血管の中のフィラリアが死んで血管が詰まってタヌキがショック死するらしいのです。
傷病鳥獣を治療する動物病院などでは血液検査をして、フィラリアに罹っていればフィラリア治療をしてそれから疥癬の治療をしますが、野生のタヌキは近づくと逃げるし、捕獲できないし、放置すれば疥癬ダニをそこらじゅうに撒き散らすし、レボリューション6%(2.5kg)小型犬用をタヌキの背中の首元へ滴下出来れば良いのですが、難しいですね…
疥癬は、自然に治ることはなく100%死亡する…
どっちみちという感じで、リスクがあったとしてもイベルメクチン (スカビスタ錠6mg)を投与することにしました。
投薬さえすれば劇的に改善するそうですし、タヌキってそう簡単に死なないとのことなんで期待したいです。
疥癬タヌキの治療

疥癬の治療には、体重1kg当たり、0.3~0.5mgのイベルメクチンを使用、タヌキの体重が大体5kgとして、1.5~2.5㎎のイベルメクチンが必要だそうです。
見た感じ3kgくらいのタヌキか?半錠の3mgを投与しました。(タヌキは3mgで十分)
与え方ですが、錠剤をソーセージに隠して猫用ウェット・フードと和えて与えましたら簡単に食べてくれました。薬がバレて食べない場合は、食品カプセルを使って工夫して与えます。
食品カプセルは、サイズ的にHFカプセル 5号でよいです。

2週間後に再投与、状態によりさらに3回の投与が必要みたいです。
2週間後に再投与と記載しておりましたが、1週間(7日間)間隔です。
治療薬も卵には効果が少ないため、イベルメクチンは1週間おきに最低2回の投与が必要である。なぜなら、卵が孵るのが3~4日、産卵から成虫までが10~14日であり、2週間間隔で投与すると次の卵が産まれてしまうからである。
角化型疥癬では3回以上の投与が必要になることがある。
感染症アラカルト: 疥癬 : 診断・治療~感染対策 | 日本BDBD (Becton, Dickinson and Company) は、世界各国で、薬剤治療の改善、感染症診断の促進、および創薬の発展に従事する、メディカルテクノロジーのリーディングカンパニーです。
病院へ行ってタヌキに投薬するのでイベルメクチンを処方してくれと言っても、お医者さんから( ゚Д゚)ハァ?とか言われて処方してくれる筈はないので個人輸入することになります。注文して10日前後で届きます。
因みにイベルメクチン (商品名:スカビスタ)6mg錠は4錠で915円+送料でした。
2018/07/01日:追記
投薬して2日目になりますが、両目の瞼辺りの皮膚が角質化して目が見えているのか?失明しているのか?という状態だったんですが、眼球が確認出来るようになり本来の綺麗な目元に戻りつつあります。
身体も角質が滑らかになってきていてるのが実感出来ます。たった2日で、イベルメクチン、これは疥癬症の特効薬と思います。
心配していた急性フィラリア症ですが、翌日、ケロッと現れましたし普段と変わりません。
2019年6/18日追記
タヌキに餌付けしてそのまま住み着いたら困る、との質問がありましたが大丈夫です。元々タヌキは非常に警戒心が強くて疥癬が治ると寄り付かなくなります。
事実、3回目の投薬後現在まで一切現れません。
夜間にタヌキを見掛ける事がありますが、当地方では疥癬に罹っているタヌキは最近では見掛けません。
【疥癬タヌキとは?】脱毛・皮膚病の原因と対処法|人や犬にうつる?わかりやすく解説
近年、「毛が抜け落ちたタヌキを見かけた」という声が増えています。
それは 疥癬(かいせん)タヌキかもしれません。
本記事では、疥癬タヌキの原因・症状・感染リスク・見かけたときの正しい対応について詳しく解説します。
疥癬タヌキとは?
疥癬タヌキとは、ダニ感染による皮膚病「疥癬」を発症したタヌキのことです。
日本で見られるタヌキは主にニホンタヌキ です。
疥癬は野生動物の間で広がる感染症で、特に都市部や住宅地周辺での目撃例が増えています。
疥癬の原因|ヒゼンダニ感染
原因は「ヒゼンダニ(Sarcoptes scabiei)」という非常に小さなダニです。
ヒゼンダニの特徴
●皮膚の中にトンネルを掘って寄生
●強いかゆみを引き起こす
●接触により感染が拡大
●個体同士の接触や巣穴の共有によって広がります。
疥癬タヌキの主な症状
疥癬にかかったタヌキには、次のような症状が見られます。
✔ 脱毛(特に顔・脚・尾)
✔ 皮膚の肥厚・ゴワゴワ化
✔ かきむしりによる出血・かさぶた
✔ 極度の衰弱
重症になると体温調節ができなくなり、特に冬場は命を落とすケースもあります。
なぜ疥癬タヌキが増えているの?
都市部での増加には、次のような要因があります。
✔生息地の縮小(都市開発)
✔ゴミやペットフードへの依存
✔個体数増加による密接接触
✔栄養不足による免疫低下
人間の生活環境とタヌキの距離が近くなったことが大きな背景です。
疥癬は人や犬にうつる?
人間の場合
タヌキの疥癬ダニは人間の皮膚では長期間生きられません。
ただし、一時的にかゆみが出る可能性はあります。
犬の場合
犬には感染する可能性があります。
散歩中に弱ったタヌキへ近づかせないことが大切です。
疥癬タヌキを見かけたらどうする?
基本対応は以下の通りです。
●触らない
●エサを与えない
自治体や動物愛護センターへ相談
野生動物は原則として自然の中で生きる存在です。
善意の給餌が感染拡大につながることもあります。
疥癬は治療できる?
保護施設や動物園では治療可能ですが、野生下での治療は困難です。
軽症であれば自然回復する個体もいますが、重症例では死亡率が高い病気です。
まとめ|正しい知識が大切
疥癬タヌキは、
✔ダニ感染による皮膚病
✔強いかゆみと脱毛が特徴
✔都市部で増加傾向
✔触らず自治体へ連絡が基本
見た目は痛々しいですが、まずは冷静に対応することが重要です。

