ヤケイ Junglefowl

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ヤケイ
ヤケイ

鶏の先祖ヤケイとは?



ヤケイは鶏の先祖として重要であり、また興味深いものです。


古代人は食用として、また、闘鶏用として鶏を飼った歴史は非常に古く、十分明らかではありませんが、ヤケイの産地は熱帯地方で、セイロン、インド、ビルマ、インドシナ、マレーシア、タイです。ボルネオにはいません。


今日では、地球上の隅々まで鶏は飼われています。恐らくは有史前の人間が、前記の地方で家禽化したものが、支那、ペルシャに伝わり、フェニキアを経てギリシャ、ローマへ伝えられました。また欧州からアメリカへ伝わったものと思います。


ヤケイは尾羽から見れば、腰赤屬に似ているのですが、此の両者は縁が遠いと見え、交雑種は出来ないのです。他方ヤマドリ、日本雉、孔雀、ホロホロ鳥等とは交雑種が出来やすいのです。


然し、此の交雑種は無精卵を産みます。金鶏、銀鶏とは翕を有している点で似ているが、此の相似性は軽微で此のヤケイはやはり独立した1屬として扱う可きであります。


また其の鳴き声に至っては他の雉類とは全然異なっています。頭上には鶏冠を有し、嘴の下には肉垂があるのが大きい特徴です。ヤケイには4種類あります。


アカエリヤケイ、灰色ヤケイ、セイロンヤケイ、緑色ヤケイですが、緑色ヤケイが一番美しいのですが、此れは寒さに弱くて飼いにくいのですが、他の3種は飼育繁殖ともに容易です。


以下簡単に4種のヤケイについて説明します。

アカエリヤケイ Red junglefowl

アカエリヤケイ
アカエリヤケイ


此の鳥が入手が一番容易で、且つ鶏に良く似ており、両者は殆ど同じです。


また鳴き声も然りです。アカエリヤケイが家禽の鶏の先祖であって、他の3種のヤケイは何等鶏とは関係がなさそうです。


禽舎で飼った場合、やはり鶏より臆病です。トサカも鶏より小さいです。繁殖は容易です。


アカエリヤケイには数種の亜種があります。

ハイイロヤケイ Grey junglefowl

ハイイロヤケイ
ハイイロヤケイ


トサカはアカエリヤケイ同様切込があります。喉は赤色ですが、襟羽は黒と灰色で斑点になっており、黒い翼黒緑色の尾羽を持っています。


目立つ色は雨覆と襟巻羽の黄色と灰色であります。脚は薄桃色です。


雌の方は腹面は白色に黒の縁どりがあります。此の種も繁殖は容易です。

セイロンヤケイ Ceylon junglefowl

セイロンヤケイ
セイロンヤケイ


トサカは紅色ですが、トサカの中に黄色の広い斑紋があります。


全身は橙黄色ですが、腰には紫色のふさがあります。脚は黄色で、虹彩は黄色です。


卵の孵化日数は鶏と同様21日で、大きさは4.6cm x 3.4cmで、バフまたは薄桃色で、時に褐色の斑点がある事があります。

緑色ヤケイ Green junglefowl

緑色ヤケイ
緑色ヤケイ


トサカが変わっており、切込がなく、色も赤色ではなく先の外側は紫色ですが、頭の側は緑青色です。


全身は金属光沢を持つ緑色、黒、黄、赤などがあります。


寒さと湿気に弱く、雛も育てにくいので、寒地では飼育繁殖が困難です。此れはジャワを主産地にしております。
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