ハツハナインコ・ツキノワインコ・ボタンインコ

オウム目オウム科の鳥のうち、身体がやや太っていて厚い嘴をもっているものを、一般にオウムと呼び、その他のものをインコと呼びます。インコはオウム類に比較すると身体が細く、嘴も然程厚くありません。


そしてベニコンゴウインコのように大きなものもいますが、一般に小型なものが多く、その代表的なものはセキセイインコです。


インコ類は、アジア、アフリカ、南アメリカ、オーストラリアの熱帯から温帯にかけて分布している鳥で、中にはモノマネが上手な種類もいます。


日本には孝徳天皇の大化3年(647年)に、今の朝鮮からクジャクと共に渡来した記録がありますので、かなり古くから知られているわけです。然し、飼い鳥として輸入されるようになったのは明治の中頃からです。此の頃になって、ようやくオーストラリアとの通商条約が結ばれた為です。


インコ類は美しい色彩をした南方の鳥でありながら、寒さには強いので、日本へ輸入されても良く気候風土にあって、繁殖をつづけるものが多く、60種ぐらいが輸入されています。


ハツハナインコ
ハツハナインコ

●ハツハナインコ

やや大型の種類で、翼長は100mmに達する程です。原産地はアフリカの東部のアビシニア地方です。


羽の色は全身が緑色で、尾の先端に黒帯があり、嘴の元に深紅色の美しい部分があります。雌にはこれがありませんから、すぐに区別することができます。


日本にはあまり輸入されていません。

ツキノワインコ
ツキノワインコ

●ツキノワインコ

インコとしてはやや大型の部類に属し、全身は淡い緑色をしていて、頸の部分に細く黒い縞がありますので、ツキノワインコと言います。大変に仲が良く、大人しい鳥です。

ボタンインコ
ボタンインコ

●ボタンインコ

中央アフリカに産するインコです。ボタンインコはその目の周りに白い輪がありますので、すぐに分かります。ボタンインコの仲間には色々な種類があります。

●インコの飼い方

インコは嘴も強く、脚も力がありますので、金網籠のやや太めのものに飼いませんと逃げる事があります。また、止木も太い丈夫な物を設置します。


餌は大型のものには、麻の実やエゴマなどの強いものを、ボタンインコなどの小型のものには、ヒエ、アワ、キビを与えます。また、イカの甲をボレー粉の代わりとして金網に提げておくと、インコ類は其れを喜んで齧ります。


注意点としては、寒さより暑さに注意してやります。

スポンサーリンク