エボシ雉 Cheer Pheasant

エボシ雉
エボシ雉


分類学上、1種で1屬をなす極めて特異な鳥で、日本でも少しですが来ております。


ヒマラヤの西部と中央部に産します。外観はシルマチクス(ヤマドリ、ミカド雉)やファシアナス(日本雉、高麗雉等)に似ていますが、次の点で相当の違いもあります。


すなわち雌雄が良く似ていること、細い毛髪のような羽冠が後頭部にあること、その他、嘴、脚、声、一般行動、卵、雛の羽毛などに相違があって、前2者に屬せしめる事は出来ないのです。


雌雄ともバフ色の地肌に黒い縞が多数あり、雄の背や腰は黄金色を帯びています。1対の中央尾羽は他の外側尾羽の5倍の長さがあり、此の鳥は奇異です。


眼の周囲の裸出部は赤色です。飼育は非常に人に良く馴れて、容易で、湿気を十分避ける為に、雨よけをして砂地で、乾燥地で飼えば狭い禽舎でも飼えます。


餌は普通の雉飼料で結構です。


卵も特異で大きさは、5.4cm x 3.9cmですが、鈍端に僅か赤色の斑点があり、此の斑点は全卵に拡がっている事があり、殻の地色は僅か黄色がかった灰色です。


孵化日数は26日です。又、鳴き声は高くてやかましいです。雌雄共に鳴きます。
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